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象の鼻テラスでリユース手芸店「めぐる布市」 布や手芸用品を循環

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 象の鼻テラス(横浜市中区海岸通)で、リユース手芸店「めぐる布市」が開催されている。主催は、ローカルメディア運営や、サステナブルな暮らしを伝える活動をしているNPO法人「森ノオト」(青葉区鴨志田町)。

めぐる布市は全国から届く布や手芸用品をめぐらせるユース手芸店

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 自宅で使わずに保管されていた布や手芸用品を、新たな使い手につなぐリユース手芸市で、同所では5年目となる恒例イベント。全国から集まった布や道具類を持ち込み、来場者に向けて販売する。今回は過去最多の段ボール360箱分の布や手芸用品などが並ぶ。

 めぐる布市は、青葉区鴨志田町の工房で毎月6日間予約制で実施されている活動で、寄付された布や副資材を仕分けし、再び活用される流通を生み出している。

 会場には、花柄やチェック柄など多様な布地に加え、ニットやウールなど素材の異なる布類のほか、毛糸、刺繍糸やレース糸などの糸類、ボタン、ビーズ、リボンなどが多数出品されている。ハサミや定規といった手芸道具もそろえる。特設の「スペシャル布コーナー」も設けられ、新着の珍しい布を扱う。2,000円以上の購入者を対象に「めぐるガラポン」も実施する。

 ワークショップは「オリジナルぬいぐるみ作り」と「リメイクポシェット作り」の2本立てで開催。大人から子どもまで楽しめる内容。

 来場者から人気を集めているオーダーブースも設置し、選んだ布を使って四角衣やガウチョパンツ、モンペ、カーテンなどを注文できる。

 会場には不要になった布や手芸用品の寄付BOXも設置し、来場者が持ち込んだ寄付品をその場で受け付ける。使わない布の循環を促す取り組みとして位置づけられている。

 開催日は9月27日と28日。時間は両日とも10時~17時。入場無料。

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