2025年9月12日(金)、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所 教授 宮崎 康行 氏と、日本大学 宮崎研究室(現JAXA 宇宙構造物システム研究室)を前身とした株式会社cosmobloom 代表取締役 福永 桃子 氏をお招きして、人工衛星用展開構造物の開発や、宇宙ビジネス参入の筋道や今後の展望についてお話しいただきます。ぜひご参加ください。
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【第1回エッジ茶論】
2025年9月12日(金) 13:15~15:00
(開催方法)
完全オフライン開催
(会場)
新川崎・創造のもり「AIRBIC」第8会議室
川崎市幸区新川崎7番7号
(参加費)
500円・当日現金でのお支払い
(定員)
20名
(参加申込URL)
https://www.city.kawasaki.jp/280/page/0000179029.html
(開催概要)
宇宙ビジネスの発展により、小型・高性能な人工衛星の能力を最大限に引き出す展開構造物の重要性が増しています。アンテナや太陽電池パドルなど、打ち上げ時にはコンパクトに折りたたまれ、宇宙空間で確実に展開する構造は、衛星ミッションに欠かせない技術です。
本セミナーでは、JAXA宇宙科学研究所の宮崎氏をお迎えし、極薄膜や自己展開メカニズムを活用した宇宙構造物の研究事例をもとに、現状と将来展望、ビジネスへの応用可能性についてご講演いただきます。 あわせて、宮崎氏の研究成果をもとに設立された株式会社cosmobloomから、柔軟展開構造物を用いた宇宙ミッション開発と、それを社会実装につなげた実例をご紹介いただきます。
宇宙ビジネスや研究成果の社会実装に関心のある方にとって、 最先端の知見に触れる絶好の機会です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
(タイムスケジュール)
■13:15~13:20 開催挨拶
■13:20~14:05 講演1.
[タイトル]
人工衛星用超軽量展開構造物と宇宙ビジネス
[講師]
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
宇宙科学研究所 教授 宮崎 康行 氏
[紹介文]
昨今の、数kgから100kg程度の超小型人工衛星を用いた宇宙ビジネスの急速な発展に伴い、太陽電池パネルや通信/観測用アンテナなど、軽量で、かつ、収納時は小型で、宇宙で大型に展開する構造物のニーズが高まっており、ゴッサマー構造物と呼ばれる、薄膜やケーブルを用いた折り紙のような超軽量の展開構造物が注目されています。本講演では、ゴッサマー構造物の最新の研究状況や技術的課題について紹介いたします。
■14:05~14:25 講演2.
[タイトル]
拡がる技術で宇宙開発に革新を -研究開発から実用化へ-
[講師]
株式会社cosmobloom 代表取締役 福永 桃子 氏
[紹介文]
cosmobloomは、日本大学 宮崎研究室(現JAXA 宇宙構造物システム研究室)を前身とした、ゴッサマー構造物やそれを用いた宇宙ミッションに係る解析、設計、開発を担う企業です。研究室時代から積み重ねてきたゴッサマー構造物の設計ノウハウを糧に、皆さんの生活に寄与できるようなプロダクト開発を進めています。本講演では、これまでの研究とcosmobloomの事業についてご紹介いたします。
■14:25~15:00 交流会
講師と参加者とのディスカッション
また同日12:30~13:00、フライデーカフェをコラボ開催します!
新川崎・創造のもりエリアでは、毎週金曜日に入居者交流会を実施しています。
9/12はエッジ茶論とのコラボ開催により、エッジ茶論にご参加の方も特別に、無料でご参加いただけます。
少し早めにご来場いただき、講師の先生や新川崎・創造のもりの入居者と交流しませんか?
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主催:川崎市
企画運営:株式会社キャンパスクリエイト(電気通信大学TLO)