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東日本大震災で大きな反響があった避難所に避難した人の名簿

ニュースパークの企画展「伝える、寄り添う、守る――『3・11』から10年」に合わせたシンポジウム第1弾「地元紙が伝えた10年とこれから」が2021年8月21日に開かれ、岩手日報や福島民報は実名報道の重要性を強調した。震災時、岩手日報は避難所に避難した人の名前を大きく紙面を割いて掲載、福島民報は行方不明者の名前を掲載し、「ものすごく読まれた」(岩手日報)。安否や所在の確認にもつながり、日本新聞協会や全国知事会も、有事の個人情報は公共情報だとアピール。2021年7月の熱海土石流災害では早期に行方不明者の名前が公表された。写真は震災時の岩手日報。

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ニュースパーク(日本新聞博物館、横浜市中区日本大通)が、開催中の企画展「伝える、寄り添う、守る――『3・11』から10年」に合わせて、災害や原発事故報道について考える3回のシンポジウムを8月21日から9月にかけて開催する。

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