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詩で紡ぐ地域の記憶「臨場~私の中の横浜を詠う」

泰生ポーチフロント(横浜市中区相生町2)で8月17日、詩のワークショップ「記憶の扉を開く」が行われる。横浜市地域文化サポート事業「ヨコハマアートサイト2025」採択のプロジェクト「詩で紡ぐ地域の記憶 臨場~私の中の横浜を詠う」の第1回企画。孤立や喪失体験が増加する都市部で、詩や手紙といった言葉の力で個人の記憶をすくい上げ、市民と共有する「ケアのアート」として展開。思い出の場所や誰かとの記憶を語り、可視化された言葉は後に「詩の壁(Poetry Wall)」としてまちなかに出現する。今回のワークショップでは、横浜市の地図を用い、参加者がそれぞれの「特別な場所」や体験を思い出し、記入。聞き手は印象に残った言葉を付箋に記し、それを本人に手渡す。後半は、失われた場所や大切な人へ宛てた手紙を綴る時間となる。主催者は「詩を書くことよりも、自分の中にある記憶と向き合い、声にならない思いを安心して言葉にすることを大切にしたい」としている。ワークショップは全4回のうちの初回で、8月24日・31日、9月6日にも内容を変えて開催予定。女優・渡辺梓さんによる朗読指導も含まれる。定員は各回20人、参加費は各回1,000円(学生無料)。開催は13時30分から。申し込み不要で当日参加も可能。

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中区寿町の横浜市ことぶき協働スペース(横浜市中区寿町4)で8月2日、前橋ポエトリーフェスティバル代表の新井隆人さんを迎えたトークイベント「街中に詩が立ち上がるとき」が開かれた。

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