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gallery fuでNOENONが「Made in」をテーマに個展

gallery fu(横浜市中区石川町)で、美術家やYouTuber、ミュージシャンとしてマルチに活動するアーティストNOENON(のえのん)さんによる個展「NOENON|Made in」が開かれている。会期は8月17日まで。「Made in」は「~製」「~で作られた」を意味し、製品や商品の原産地表示に使われる言葉。産業革命以前から続く地域ブランドの考えを背景に、信頼や品質の証として広まってきた。一方で、産地偽装など表示の信ぴょう性をめぐる問題も起きている。今回の展示では、この概念を美術の視点から問い直す。出品作《Made in》は、石けんを3Dスキャンし、3Dプリンターで複製・量産した立体作品。制作過程で生産地を曖昧にし、「Made in」の境界を探る試みだ。NOENONさんは「Made inの曖昧さを追求すべく、作られたものの場所を問う作品を制作した」と話す。NOENONさんは2003年東京生まれ。多摩美術大学在学中で、映像や立体作品、音楽活動などジャンルを横断して発表している。近年は横浜や箱根を拠点に個展やキュレーションを手がけ、国内外のアートイベントにも参加している。開催時間は12時~19時(最終日17時まで、月・火曜休廊)。入場無料。

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