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横浜市新市庁舎のデザイン計画を槇文彦さんら設計者が説明 市民に開かれた設計プロセスに

竹中・西松建設共同企業体が提案した「北仲橋からの近景外観パース」

竹中・西松建設共同企業体が提案した「北仲橋からの近景外観パース」

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 横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1)で4月27日、横浜市新市庁舎の計画案を設計者が説明し、横浜のまちづくりや建築の専門家とデザインなどについて議論するデザインレビュー(発表会)が開催される。

 日本建築学会関東支部神奈川支所、神奈川県建築士会、日本建築家協会関東甲信越支部神奈川地域会(JIA神奈川)が主催する同イベントでは、新市庁舎の基本設計から施工までを一括して手がける竹中・西松建設共同企業体と、デザイン監修を務める槇総合計画事務所が技術提案や計画案コンセプトについて説明。JIA神奈川代表の飯田善彦さんがモデレーターとなり、横浜国立大学准教授の野原卓さん、JIA神奈川副代表で首都大学東京教授の小泉雅生さんが質問者となって質疑応答を行う。

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 基本設計から施工まで一括して施工会社が担当するこれまでにないデザインビルド方式には、専門家から危惧する声も上がっていた。JIA神奈川では「新市庁舎は、計画地の都市的文脈、環境、構造、コストなど多くのファクターを読み込み、これからの横浜を象徴する市民のための先進的なシティホールとして計画されるべきものである」との考えから、「これらの点を具体化するために優れた設計者あるいは建築家が主導的な役割を果たすべきである」と、要望書を提出するとともに研究会を設置。事業提案計画作成に際し特に留意すべき事柄などについて、横浜市と意見交換を行ってきた。

 横浜市ではこれまでも、地元の商工会議所や商店街と共に新市庁舎の活用を考えるシンポジウムやワークショップを開催してきたが、基本設計が本格化するこのタイミングで専門家による計画の説明を行うことで、市民に開かれた設計プロセスの第一歩となることを目指す。今年度は今後も設計作業と併行してこうしたイベントを継続。2017年夏には設計を完了し、工事着工を予定している。

 会場は横浜市開港記念会館講堂。開催時間は18時30分~20時30分(18時受付開始)。入場無料。

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