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ジャック&ベティで「黄金町マリア」著者写真展 トークイベントも

桜をバックに撮影した娼婦

桜をバックに撮影した娼婦

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 中区若葉町の映画館「シネマ・ジャック&ベティ」(横浜市中区若葉町3)劇場ロビーで11月28日から、「八木澤高明 写真展<黄金町 過去・現在 写真因果経>」が開催されている。

営業当時のちょんの間内部の写真と現在を対比

 八木澤さんは、1972年神奈川県生まれ。写真週刊誌「フライデー」の専属カメラマンを経てフリーとなり、2006年に黄金町の外国人娼婦を追ったノンフィクション「黄金町マリア 横浜黄金町路上の娼婦たち」(ミリオン出版)を発表。今年9月に増補新版が亜紀書房から刊行された。

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 ジャック&ベティでは、旧版「黄金町マリア」が刊行された直後の2007年5月に八木澤さんの写真展「レクイエム黄金町 彼女たちとそれからの私たち」を開催。今回は8年ぶりのコラボレーション企画となる。

 会場では、摘発前のちょんの間の様子や、エイズで命を落とした娼婦の姿、娼婦の故郷であるタイの農村の風景などに加え、カフェやアートスペースに姿を変えた後のちょんの間の建物や大岡川沿いの風景など、街の過去と現在を比べる計42点の写真を展示。本では未発表の取材当時の写真も含む。

 また、12月6日には同館近くのたけうま書房(中区末吉町4)でトークイベントを開催。八木澤さんと、部落問題を中心に扱うノンフィクション作家の上原善広さんをゲストに迎える。開催は17時15分~18時15分。参加費500円。

 同館副支配人の小林良夫さんは「黄金町と寿町という二つの労働者の街に挟まれていた当館も、街の変化に合わせて変わって来ざるを得なかった。変化に焦点を当てた展示を、過去を知らない若い人にも見てもらえれば」と話している。

 展示は鑑賞無料。12月20日まで。

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