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中高生のための「かんきょう『組写』フォトコンテスト」 クラウドファンディングにも挑戦中

2014年の「かんきょう『組写』フォトコンテスト」の様子

2014年の「かんきょう『組写』フォトコンテスト」の様子

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 横浜新都市ビル(横浜市西区高島町2)9階の市民フロアセンタープラザで11月22日と23日、中高生を対象とした「かんきょう『組写』フォトコンテスト2015」の本選選考会・表彰式が開催される。

『ゴミをハックして新しいライフスタイルをつくる』クルドファンディングへの挑戦も

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 「組写」とは、2枚以上の写真を組み合わせて1つの作品として表現すること。写真を組む作業により、テーマについて深く考える姿勢を養い、環境に良い効果をもたらしたいとの思いから発案された。

 今年で5回目を迎える同コンテストの公募テーマは「地球もわたしも、気持ちよく暮らすために」。地球規模から地域の活動まで、自由な解釈や発想の「組写」作品と写真に添える「メッセージ」を神奈川県内の高校生と中学生から募集した。

 本選選考会会場では、応募作の中から選考した組写作品と、メッセージ作品を展示し、会場を訪れた中高生や一般の人による投票で、グランプリ、2位、3位を決定する。

 22日は、女子美術大学の学生環境活動団体「ボイシャキ」による環境への意識改革をアートとデザインでアプローチするワークショップ「牛革でコインケースをつくろう!」が行われる。

 主催する「かんきょうデザインプロジェクト」(中区山下町86)は、2010年に活動を開始し、廃棄物、リサイクルに関する講演、環境啓発活動を行っている。現在、同団体は、ネット上で活動資金や協力者を集める「LOCAL GOOD YOKOHAMA」のクラウドファンディングにも挑戦している。「『ゴミをハックして新しいライフスタイルをつくる』発想を養うかんきょうデザインクリエイトプログラム」として、若者が環境問題に触れるきっかけをつくるプログラムへの支援者を募集している。

 かんきょうデザインプロジェクトの武松昭男さんは「コンテストの存在を広く知って頂くためにクラウドファンディングに取り組むことにした。これまでの開催で、大人からは『普段見過ごしている日常が、写真により切り取られることで考えさせられた。中高生の視点に気づかされる』というような感想も多く寄せられている。若者の活動を通じて大人の気づきにもなれば」と話している。

 22日の審査・投票は11時~18時。23日の審査・投票は11時~15時、講評会・表彰式は15時30分から。

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