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大佛次郎記念館で謎解きゲーム「盗まれた次郎の秘宝」 女子大学生が企画運営

大佛次郎記念館で謎解きゲーム

大佛次郎記念館で謎解きゲーム

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 公募で集まった女子大学生が、大佛次郎記念館(横浜市中区山手町113)の魅力を伝える「大佛次郎記念館活性化プロジェクト(ハコいりムスメプロジェクト)」が9月12日と26日、「謎解きゲーム~盗まれた次郎の秘宝~」を開催する。

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 大佛次郎記念館内に用意されたヒントをたどりながら物語を読み進め、参加者自身の推理と行動力で謎を解き明かす参加型のゲームで、文学館を舞台とした謎解きの世界を体験できる。

 ハコいりムスメプロジェクトは、女子大学生らが、シナリオ・プランニングやデザインシンキングなどさまざまな手法を使ったワークショップを通して、地域の課題や魅力をみつけ、課題解決のアイデアを生み出し実践する活動。2013年からNPO法人ハナラボ(東京都墨田区)が横浜市文化観光局、横浜市芸術文化振興財団と連携して実施している。 

 大佛次郎は、「鞍馬天狗」「赤穂浪士」「パリ燃ゆ」「霧笛」などを書いた横浜生まれの作家。生地に近い港の見える丘公園に1978年に開館した大佛次郎記念館は、アーチ型の屋根と赤レンガが特徴的な2階建ての洋風の建物で、大佛次郎が収集した文献や雑誌、執筆のための素材や愛用品などが展示されている。

 ゲームを企画した東京都市大学1年生の佐藤優さんは「横浜を代表する作家の大佛次郎について、楽しみながら知っていただけるよう考案した。館内全体にちりばめられた謎を解き明かす体験型ゲーム。謎解きを通し、大佛次郎の小説や、ゆかりある横浜を知ってもらう機会になれば」と話す。

 開催時間は11時~16時に受付、17時30分終了。時間無制限で1人でも参加できる(グループ参加の場合は3人を推奨)。参加費300円(入館料:大人200円、小中学生100円が別途必要)。申込は当日、大佛次郎記念館で受け付ける。

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