三溪園でハスの開花をたのしむ「早朝観蓮会」-蓮の葉シャワー、朝がゆも

特別に朝6時に開園しゆっくり開花する蓮の姿を間近に見ることができる

特別に朝6時に開園しゆっくり開花する蓮の姿を間近に見ることができる

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 三溪園(横浜市中区本牧三之谷58)で、期間限定で早朝に開園し蓮(ハス)の開花を楽しむ「早朝観蓮会」が開催されている。

蓮の体験コーナーでは蓮茎の糸採りやお面作り、蓮の葉シャワーの観賞も

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 早朝観蓮会は、同園の創設者の原三溪早朝観蓮会が好んだ蓮の開花を、より多くの人に楽しんでもらおうとスタートしたイベント。期間中の土曜・日曜・祝日は、開花時間に合わせ特別に朝6時に開園し、明け方からゆっくりと開花する蓮の姿を間近に見ることができる。

 現在、同園に生育している蓮は主に一重咲きの大きな花が咲く原始蓮で、開花1~2日目は比較的濃い赤色、3~4日目には桃色に変化し、根元の部分が白くなるのが特徴。三溪は自らが構想し生涯愛用した茶室を蓮華院と名づけ、蓮の花が美しく池を彩るころになると親しい人々を招き、茶会を催したという。また、蓮を題材にした絵も数多く残している

 開催日には園内に設置された「蓮の体験コーナー」で蓮茎の糸採りや葉っぱのお面作り、蓮の葉シャワーの観賞を実施するほか、朝8時から抽選で20人に栽培用のハスの種をプレゼントする。また、園内の茶店では、早朝観蓮会限定メニューとして「朝がゆ」や「中華風がゆ」、「麦とろ御飯」を提供する。

 また、三溪園が、世界最大級の旅行サイト「トリップアドバイザー」から、旅行者から高評価の口コミを獲得している施設に対して贈られる「エクセレンス認証」を授与されたことを記念して、入園の際、スマートフォンまたはタブレットでトリップアドバイザーの三溪園掲載画面を窓口に提示すると、入園料を100円割引くキャンペーンを実施している。

  三溪園事業課の吉川利一さんは「会で人気があるのが、早朝観蓮会限定メニュー。8日・9日は、原三溪が住まいとして使っていた『鶴翔閣(かくしょうかく)』の公開も始まる」と話している。

 会場は外苑・蓮池周辺。イベント開催日の開園時間は6時~17時。早朝観蓮会の開催時間は6時から8時30分。入園料は大人=500円(市内在住65歳以上無料)、小学生=200円。今後の実施日は7月25日・26日、8月1日・2日・8日・9日。

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