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地産地消レストラン「80*80」が関内「泰生ポーチ」内に移転オープン

関内桜通りに面した「80*80(ハチマルハチマル)」店頭

関内桜通りに面した「80*80(ハチマルハチマル)」店頭

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 「地産地消」をコンセプトにしたレストラン「80*80(ハチマルハチマル)」(横浜市中区相生町2、TEL 045-663-7056)が5月1日、シェアオフィス「泰生ポーチ」1階に移転オープンした。

日替わりの黒米弁当

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 使用する食材の80パーセント以上を、横浜から80キロ圏内で調達する同店。2005年11月に中区北仲通にオープンし、2011年4月に関内・太田町通りの横浜メディアビジネスセンター前に移転。今回、より人通りの多い関内桜通り沿いで営業を開始した。

 店舗は、約60平方メートルで、席数はカウンター席5席を含む25席。ディナータイムはカウンター席のみで営業する。店舗奥のテーブル席スペースは、シェアオフィス入居者用の打ち合わせやイベントスペースとして利用する。

 メニューは黒米・日替わりメイン・デリ2品を載せた「ハチマルプレート」(980円)、季節の和野菜も入った「根菜のラタトゥイユ(温泉玉子付き)」(880円)、地野菜の甘みとスパイスを利かせた「ハチマルカレー」(750円)など。ドリンクは、地ビールやワイン、ソフトドリンクなどをそろえる。ランチタイムには店頭で弁当販売・配達も行う。

 3日~5日の3日間は、ゴールデンウィークスペシャルイベントとして、日替わりのゲストミュージシャンによるライブを開催。出演は、シティポップデュオ「blendnote」の山上剛さん(3日=18時30分~、20時~)、農園レストラン「SYOKU-YABO」の園長も務める眞中ヤスさんと行川さをりさんによるボサノバデュオ「ラクダ盤」(4日18時~、20時~)、泰生ポーチに入居する北欧ジャズプロデューサーのDJ・シオミユタカさん(5日19時~)。

 「泰生ポーチ」は、横浜の不動産会社「泰有社」(南区弘明寺町259)と「宇徳ビル ヨンカイ」(中区弁天通6)のクリエーターが手がける4階建てのビルを改装したクリエーター向けのシェアオフィスで、今年3月にオープン。2階から4階に12部屋を設け、「80*80」を運営する「まごころフードシステム」代表の赤木徳顕さんが編集長を務める食べ物付きメディア「神奈川食べる通信」や、建築家、デザイナーらがオフィスを構える。昨年まで会員制倶楽部「スナック高峰」として営業していた1階の店舗は、改装時にシャンデリアや装飾天井などをそのまま残している。

 店長の菅千明さんは「今年は農作物を採りにいって、季節を味わう食育を兼ねたツーリズムにも力を入れていきたい。今後、シェアキッチン的に神奈川県内の生産者を招き、コラボメニューの提供も始める予定。ディナーやドリンクメニューも今後増やしていく」と話している。

 営業時間はランチ=11時~15時、ディナー=17時~21時。土曜・祝日は11時~夕方まで。日曜定休。また、5月11日から、泰生ポーチ関係者らによる朝の営業も開始する予定。

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