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関内でジャンベで社会貢献するNPO「一期JAM」が法人化記念イベント

アフリカの民族楽器「ジャンベ」の演奏風景

アフリカの民族楽器「ジャンベ」の演奏風景

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 シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」(横浜市中区相生町3)で3月30日、「NPO法人一期JAM(いちごジャム) 法人化記念ワークショップ&交流会」が開催される。

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 「一期JAM(いちごジャム)」は「一期一会のジャムセッション」という意味を持つ、アフリカの民族楽器ジャンベの演奏を通じて、社会貢献を目指す団体。2006年から8年間任意団体として活動し、2013年末にNPO法人化した。

 ジャンベは西アフリカに古くから伝わる伝統民族楽器で、一本の木をくりぬきヤギ皮を張った、手で叩くパーカッション。一人でも複数でも演奏する事が可能で、ひとつのリズムで生まれる一体感が魅力のひとつ。

 「一期JAM」は各地での演奏活動のほか、ジャンベを通してひきこもり支援、障がい児支援、ジェネレーションギャップの緩和、社会的孤独感や喪失感緩和のサポートに取り組んできた。昨年はリズムを通して子どもたちの感性を育む音楽教育プログラム「リズボ」を、横浜市内で保育園の運営や保育士の人材派遣サービスを手がける「IMAGINE」(横浜市西区みなとみらい2)と、知育玩具メーカーのエデュテ(神戸市)と共同開発。保育の現場に質の高い音楽教育を導入し、子どもたちの能力の基礎を育むことが狙い。

 交流会では、「一期JAM」メンバーによるアンサンブル演奏、未経験者から中級者まで楽しめるワークショップを行い、合間にディスカッションの時間を設ける。また団体名にちなみ、神奈川県海老名市のイチゴ農家とのコラボレーションによる、天敵農法で栽培したイチゴを使用したオリジナルブランドジャム「一期JAM いちごジャム」の発表試食会、販売も行う。

 「一期JAM」理事長の山崎剛司さんは「さまざまなジャンル、世代の人と交流し意見を交わすこと、仕事だけではなくプライベートや趣味での連帯感を持つ事が社会を健全に保つ上で何よりも大事なことと感じている。手づくりのおいしいジャムを食べながら、音楽を通じてさまざまなディスカッション、楽しいという気持ちの共有ができれば」と話す。

 開催時間は14時~17時。ワークショップ参加費は2,000円、演奏・講演の見学のみは500円(ともにいちごジャム試食、ドリンク付き)。ジャンベのレンタルは無料。申込みはフェイスブックのイベントページまたはメール(info@ichigojam.org)から。

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