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横浜で障がい者企画・運営の音楽祭-クレイジーケンバンド出演

左より日本バリアフリー協会代表理事の貝谷嘉洋さん、CKBの横山剣さん、衆議院議員の野田聖子さん

左より日本バリアフリー協会代表理事の貝谷嘉洋さん、CKBの横山剣さん、衆議院議員の野田聖子さん

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 横浜港大さん橋国際客船ターミナル・大さん橋ホール(横浜市中区海岸通1)で12月7日、障がい者が主催者となり音楽の楽しさを提供する音楽祭「GC グランドフェスティバル 0(ゼロ)」が開催された。

 「GC グランドフェスティバル 0」は、ロック、ポップスを中心とした著名アーティストが出演する音楽イベント。障がい者が主催するエンターテインメント事業で、障がいの有無に関わらず、誰もが能力や個性を発揮できるノーマライゼーション社会の実現を目標に掲げている。初開催となる今回は、人気ロックバンドのクレイジーケンバンド(CKB)が出演した。企画はNPO法人「日本バリアフリー協会」(東京都千代田区)、主催はGC グランドフェスティバル 0 実行委員会。

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 同イベントの開催にあたり、筋ジストロフィーで車いす生活を送る日本バリアフリー協会代表理事の貝谷嘉洋さんをはじめ、肢体不自由者ら約20人が司会やホームページ制作、協賛企業の獲得、コラボTシャツデザイン、ブース運営など、それぞれの得意分野で仕事を担った。コンサートチケット928席分は完売。

 開演前の記者会見には、貝谷さんのほか、同実行委員を務める社会福祉法人「プロップ・ステーション」理事長の竹中ナミさん、 ジャーナリスト・評論家の田原総一朗さん、衆議院議員の野田聖子さん、音楽評論家・作詞家の湯川れい子さんが出席。

 貝谷さんは「私の夢は、障がいをもつ人が、職場や家庭、エンターテインメントなど日常的なシーンに普通に存在する社会の実現。今回のイベントをきっかけに、そんな社会の良さに気付いてもらえれば。今後は毎年の開催を目指し、観客やビジネスパートナーとして多くの人に関わってもらえるようにしたい」と抱負を語った。

 同イベントのモデルは、デンマークで開催されている野外音楽祭「グリーンコンサート」。複数の著名なアーティストがデンマーク国内約8カ所をツアーでまわる音楽フェスティバルで、障がい者団体「デンマーク筋ジストロフィー協会」が主催している。貝谷さんは1999年にデンマークを訪れ、グリーンコンサートを視察。14年の構想、企画を経て、今回の日本版「GCグランドフェスティバル」の開催が実現した。

 横浜出身のCKBボーカル・横山剣さんは「記念すべきゼロという回に呼んでいただき感謝している。貝谷さんの本を読んで、もっとバイタリティーを持ってがんばろうと逆に励まされた。今日は素晴らしい最高の夜をありがとう」とファンに呼びかけ、アンコールで楽曲「あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ。」を熱唱。大盛況のうちに「GC グランドフェスティバル 0」が閉幕した。

 「GC グランドフェスティバル 0」の「GC」はゴールドコンサートの略。ゴールドコンサートは、「音楽は、バリアフリーだ。」をテーマにした日本バリアフリー協会主催の障がい者の音楽コンテスト。毎秋、東京国際フォーラム(東京都千代田)で開催しており、今年10周年を迎える。

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