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ジャック&ベティで映画「彌勒 MIROKU」初公開-永瀬正敏さんらが舞台あいさつ

作品「彌勒 MIROKU」より

作品「彌勒 MIROKU」より

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 シネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区若葉町3)で10月26日、稲垣足穂の自伝的小説「彌勒(みろく)」を原作とする新世紀映画「彌勒 MIROKU」が全国に先駆けて劇場公開される。

作品「彌勒 MIROKU」の林海象監督、出演者たち

 映画「彌勒 MIROKU」は、俳優の永瀬正敏さんと林海象監督が、横浜・黄金町を舞台に製作した探偵映画「私立探偵濱マイク」シリーズ以来、17年ぶりにタッグを組んだ話題作。

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 大正から昭和にかけて数々の作品を発表した伝説の作家・稲垣足穂の自伝的小説「彌勒」を映画化した作品で、永瀬さんが売れない極貧作家(江美留役)、その青年期を土村芳さんが演じる。共演に佐野史郎さん、井浦新さんらプロのキャストのほか、林監督が教授を務める京都造形芸術大学芸術学部映画学科の学生90人がキャスト・スタッフとして参加。配給・宣伝は監督と学生だけで行っている。

 この映画を「20年後の人々のために撮った」と語る林監督は、「学生と共につくれたことが、この映画の大きな財産。新しさを考えるよりも、人との出会いがあり、この作品がある。映画界を目指して頑張っている学生たちを、映画をみていただくことで応援してもらえれば」とコメント。

 また、永瀬さんは「横浜は僕にとって、切っても切り離せない第2の故郷のような町。デビュー作『ションベン・ライター』の主なロケ地も横浜だった。僕はこの映画を、『自分は自分でいいんだ』と思える作品だと思っている。6カ月のロングラン上映とのことなので、ぜひ何度でも足を運んでほしい」と話している。

 映画「彌勒 MIROKU」は、シネマ・ジャック&ベティで6カ月間のロングラン・ロードショーを予定。1週目(10月26日~11月1日)は1日に6回フル上映する。初日26日の舞台あいさつには、林監督、永瀬さん、土村さん、中里宏美さん、大西礼芳さんが登壇する予定。舞台あいさつは14時30分の回の上映後と、16時30分の回の上映前。

 シネマ・ジャック&ベティの梶原俊幸支配人は「普通、映画は東京から公開する、その慣例に従わずにあえて、横浜から公開することを選んだ。映画が次々に消費される時代にあるが、街のサーカスや美術館の展覧会のように、長いスパンでの映画のみられ方もあるのでは。この映画には、監督や出演者、そして公開する劇場の気持ちがこもっている」と語る。

 チケットは前売券=1,000円、当日券=一般1,500円・大専1,200円・高校生以下/シニア1,000円。問い合わせはシネマ・ジャック&ベティ(TEL 045-243-9800)まで。

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