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参院選投開票日に横浜の未来を考えるワークショップ-横浜市長選投票率アップ目指す

5月には若者と政治の関わりについてのワークショップを開催した。

5月には若者と政治の関わりについてのワークショップを開催した。

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 選挙の投票率アップを目指す有志によるグループ「Vote For Yokohama」とまちづくり団体「まちびと計画」は7月21日、横浜市長選に向けてイベント「未来の横浜をデザインする~横浜市長になって、私達の横浜を考えよう!」を開催する。

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 選挙運動期間中のインターネット利用が解禁され、政令指定都市の市長選としては、仙台市(8月11日)に続く2番目となる8月25日に投開票される。

 横浜市長選は、参議院議員選挙に比べて投票率の低迷が続いている。5月に活動を開始した「Vote For Yokohama」では、自分の住むまちに参加する一つのかたちとして「投票」をとらえ、地域の選挙を身近に考えるイベントや情報発信を行っている。

5月に実施した初めてのワークショップでは、若者の立場からネット選挙解禁を呼びかけた「One Voice Campaign」発起人の江口晋太朗さんを招いたトークのほか、投票率アップのためのアイデアを話し合った。

 今回は、「私達が住む地域・横浜を考える」をテーマに、市長になりきって「20年後の横浜をどうしたいのか」をグループで話し合う。「横浜市長がこれまで実現した事業」のミニレクチャー、ワークショップなどで未来をイメージをしながら20年後の横浜を考えていく。

 共催する「まちびと計画」(酒井隆行代表、横浜市神奈川区)は、地域活動・まちづくりの担い手を養成する市民団体。特に中高生が地域に関わるプロジェクトを重視しており、最近では商店街に大学生を呼び込むアイデアを話し合うワークショップを開催するなど、若者とまちの未来を考えるという団体の趣旨が一致し、共催に至った。

「Vote For Yokohama」呼びかけ人で、東京都市大学2年生の大西智樹さんは「市長選投票へのきっかけとして、まず私たちが住む横浜について関心を持つ場にしたい。様々な世代の方と気軽に交流しながら、横浜のこれからの20年を語り合えたら」と話している。

 会場はシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」(中区相生町3)の多目的スペース。開催時間は14時~17時。参加費は学生無料、学生以外はカンパ制。詳細・参加表明はフェイスブック「Vote For Yokohama」イベントページから。

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