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横浜美術館で映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル」

「シャーリー リアリティーのビジョン」グスタフ・ドイチュ©Jerzy Palacz

「シャーリー リアリティーのビジョン」グスタフ・ドイチュ©Jerzy Palacz

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 横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3)で7月13日から、映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル2013」が開催される。

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 同イベントは、芸術的な映像文化の向上と地域の映像文化の活性化を図る映像の祭典。特集「創造するドキュメンタリー、無限の映画眼」と題して、日本国内・海外の創造的で実験性の高い映像アートの新作、話題作を紹介する。

 今年は444作品の中から選ばれた一般公募部門「ジャパン・トゥモロウ」の入賞作品やゴールデンウィークに開催された東京会場での人気プログラムのセレクト上映のほか、ヴィジュアリストの手塚眞さんによる「横浜特別講座:オルタナティブ・シネマの官能と誘惑」では、横浜美術館が収蔵する映像作品など9作品の上映と講演がおこなわれる。

 上映プログラムは、一般公募部門「ジャパン・トゥモロウ」入賞作品上映(5作品98分)、多彩な日本のアート・アニメーション最前線を紹介する「ジャパン・アニメーション・パノラマ」(10作品70分)、映像作家や現代美術家、アニメーション作家ら15人のクリエーターが手がけた「BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW Omnibus 2011-2013」(1作品80分)。

 実験映画の巨匠グスタフ・ドイチュによる初めての劇映画「シャーリー リアリティーのビジョン」(1作品92分)、日本人映画作家ストム・ソゴーの作品集「ストム・ソゴー 甘美から発作へ」(5作品76分)、「中国実験映画事情2013」(10作品83分)など。

 イメージフォーラム事務局の黒小恭介さんは「映像表現の最先端を紹介する国内最大級の映像アートの祭典。今年は『創造するドキュメンタリー、無限の映画眼』を特集に掲げ、事実を客観的に記録するだけに留まらない、映像表現としてのドキュメンタリーの可能性にフォーカスをあてる」と話している。

 会場は横浜美術館 レクチャーホール。入場料(当日券)=1回券1,000円、4回券2,500円、フリーパス券4,500円。7月15日まで。

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