
古道具や雑貨を扱うショップ兼ギャラリースペース「Tur aus Holz von neben Strand(トゥアー アルス ホルツ フォン ネーベン シュトランド)」(横浜市中区北仲通4)で2月5日から、作家・岩永かおるさんの個展「たねをまく」が開催されている。
古道具などと一緒に展示されている岩永かおるさんのコースターの作品
岩永かおるさんは、1986年横浜市生まれ。東北芸術工科大学洋画コースを卒業後、「BankART Studio NYK」(中区海岸通)や「ハンマーヘッドスタジオ 新・港区」(中区新港)などで、内面のイメージから生まれた植物をモチーフにした作品制作を行ってきた。
今回は、昨年から制作してきた新作絵画10点に加え、コースターと寄せ植えを会場の商品に合わせて展示・販売。2月10日には、ミニパーティー「ART×EAT」(15時~19時)を開催し、Tur aus Holz代表の内藤正雄さんによるフードと、ハンマーヘッドスタジオで活動している美術家・阿部静さんとのパフォーマンスが楽しめる。
岩永さんは「見る人の気持ちが上がる、元気が出るようなエネルギーある表現を大事にしている。一つ一つの作品を、新しい植物を生み出すようなイメージで、『たねをまく』というタイトルにした」と話している。
営業時間は12時~17時(2月11日は休み)。入場無料。2月16日まで。
「Tur aus Holz von neben Strand」は、地下鉄みなとみらい線馬車道駅近くの万国貿易ビルディング3階の2部屋を使い、2012年6月6日にオープン。横浜や沖縄、都内で飲食店の立ち上げやアートイベントの企画・プロデュースなどを幅広く手がけてきたオーナーの内藤正雄さんがヨーロッパなどから仕入れた古道具や雑貨を販売している。