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横浜ビールが幻の桃を使った「綱島桃エール」を800リットル限定醸造

横浜ビールの季節限定「綱島桃エール」

横浜ビールの季節限定「綱島桃エール」

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 地ビールを製造販売する横浜ビール(横浜市中区住吉町6)は、季節限定「綱島桃エール」を販売している。

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 綱島桃エールは、綱島の桃農園「池谷家」(港北区)で収穫された商品規格外の「日月桃(じつげつとう)」を使ったフルーツビール。綱島は、明治の中期頃から桃の生産高で岡山と並ぶ二大生産地で、綱島桃「日月桃」ブランドは全国にその名を馳せていたが、今では池谷家のみが桃を出荷している。「幻の桃」とも呼ばれている日月桃は、小ぶりで香りがよく、甘酸っぱいのが特徴。

 「綱島桃エール」は、淡黄色で、アルコール度数は5.5%。ホップにはザーツとモトエーカーを使用。ビールのラベルには、同農園の桃の箱のラベルを使用している。販売は、横浜ビールの直営レストラン「驛(うまや)の食卓」、そごう横浜店(瓶のみ)ほか。同社のオンラインショップでは、近日中に限定120本(6本×20セット)を発売予定。価格は1瓶525円。グラス650円、ジョッキ780円。

 横浜ビール醸造長の五條芳範さんは「約100キロの桃を使い、1タンクのみ800リットルを仕込みました。今回は例年よりコクがあり、桃の味が出ていると思います。売り切れ御免の限定ビールですのでお早めにどうぞ」と話している。

 横浜ビールは、本場チェコスタイルのピルスナー、ドイツスタイルのアルトやヴァイツェン、横浜開港時のビールを現代風にアレンジしたインディアペールエール(IPA)などをつくる地ビール醸造所。併設するレストラン「驛の食卓」とバー「PIVOVAR YOKOHAMA」では、できたての樽生ビールを飲むことができる。

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