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映画の街・伊勢佐木町で「横浜みなと映画祭」-上映後にはトーク・ライブも

作品「君とママとカウボーイ」(稲葉雄介監督)は多くのシーンを横浜で撮影

作品「君とママとカウボーイ」(稲葉雄介監督)は多くのシーンを横浜で撮影

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 シネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区若葉町3)ほかで3月16日より3日間、「横浜みなと映画祭2012」が開催される。

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 同映画祭では、国内で活躍する監督作品を中心に、海外で高い評価を受けながらも国内で上映回数が少ない優れた作品や、横浜を舞台にした作品をかつて映画興行街であった伊勢佐木町で紹介する。会場は、シネマ・ジャック&ベティ、横浜ニューテアトル、クロスストリートの3カ所。

 メーンプログラムは、「Single」(2005年、中江和仁監督)、「蒼い手/Deep blue」(2011年、中江和仁監督)、「君とママとカウボーイ」(2010年、稲葉雄介監督)、「隼」(2005年、市井昌秀監督)、「ユリ― 愛するについて」(2009年、東恵美子監督)、「ミチコ教会」(2008年、八幡亜樹監督)、「想いは壁を通り抜けて、好きな人に逢いに行く」(2011年、頃安祐良監督)。

 横浜を舞台にしたプログラムは、1966年に横浜・本牧で誕生した実力派バンド「ザ・ゴールデン・カップス」の音楽ドキュメンタリー「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」(2004年、サンマーメン監督)、横浜の伝説的な娼婦メリーさんを描いたドキュメンタリー「ヨコハマメリー」(2006年、中村高寛監督)。

 各作品の上映後には、監督やゲストを招いたトークショーを実施する。16日は、私立探偵・濱マイクシリーズを手掛けた林海象監督、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」東京事務局ディレクターの藤岡朝子さん、「TAMA CINEMA FORUM」ディレクターの飯田淳二さん、アミール・ナデリ監督らを招いたパネルディスカッション。17日には、横浜出身のギタリスト・エディ藩によるミニライブ&上映「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」を行う。

 主催する横浜みなと映画祭実行委員会の梶原俊幸さん(シネマ・ジャック&ベティ支配人)は「この映画祭で、映画興行の発祥の地でもある『伊勢佐木町の復権』を掲げたい。 主要プログラムは2008年、2009年に開催された映画ファンの企画運営による『黄金町映画祭』を継承。 かつて横浜から世界の映画が輸入され、日本全国に発信されたように、伊勢佐木町から優れた映画を、日本、世界へと紹介します」と話す。

 チケットは、一般=前売1回券1,000円/当日1回券1,200円/3回券2,700円/パスポート6,000円、大・専・シニア=前売1回券1,000円/当日1回券1,000円/3回券2,700円/パスポート6,000円、小・中学生・高校生=当日1回券500円。前売券の購入は、劇場窓口(シネマ・ジャック&ベティ、横浜ニューテアトル)、有隣堂本店。3月18日まで。

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