関内で「夜のサイエンスカフェ」-分子生物学者とDNAや遺伝子について語る

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 地元飲食店のネットワークを介して関内周辺地区を盛り上げる取り組み「くるくる関内」は12月15日、さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3)で、「夜のサイエンスカフェvol.2 DNAは、あなたの何を決めている!?-分子生物学者と語る夜」を開催する。

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 サイエンスカフェとは、科学者と市民がひざを交えて話し合う欧州発祥のイベントで、科学の行方を科学者だけで決められるものではなく、市民と情報を共有し、ともに考えていく必要があるという発想から生まれている。

 今回は、12月13日~16日にパシフィコ横浜で開催されている「日本分子生物学会年会」に合わせ、学会に参加する4人の若手研究者を招き、DNAや遺伝子に関する先端研究の話題について語り合う。ゲスト講師は大阪大学大学院生の飯島玲生さん、番所洋輔さん、上神洋平さんと、横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科助教の渕上壮太郎さん。ファシリテーターは東北大学大学院の長神風二さんが務める。

 主催する「くるくる関内」は、地元飲食店同士がつながることにより、地域活性化を目指す取り組みで2009年9月に始動した。今回のイベントは、横浜市立大学地域貢献センターの「学生が取り組む地域貢献活動」助成対象事業で、関内地区の地域ブランド構築を目的に、みなとみらい地区で開催される学会や会議のアウトリーチ活動として位置づけられている。

 くるくる関内実行委員会メンバーで、横浜市立大学学術院国際総合科学群准教授の松野将宏さんは「イベントの広報と運営支援は、実践学習の一貫として市立大学の学生が担当させていただきます。関内やみなとみらいで働く方々に、リラックスした雰囲気の中で行う『遺伝子』や『ゲノム』についての対話にぜひ参加して欲しい」と話している。

 開催時間は20時~22時。会費は500円。申し込みはホームページから。

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