学ぶ・知る

日本大通り周辺で「横浜カーフリーデー」-水素燃料バス・ソーラーカーも

過去の横浜カーフリーデーの様子

過去の横浜カーフリーデーの様子

  • 0

  •  

 日本大通りと横浜公園(横浜市中区横浜公園)で9月23日、マイカーをおいて街のことを見つめ直すイベント「横浜カーフリーデー2011&モビリティウィーク」が開催される。

[広告]

 カーフリーデーは、ヨーロッパで毎年9月に開催される「EUモビリティウィーク」の中心イベント。「街の中心部に1日マイカーを使わない地区」をつくり出し、車のない都市空間を体験する。2011年のテーマは「Alternative Mobile/クルマから違う乗り物へ」で、化石燃料を使ったマイカーに乗らず、公共機関や自転車などのクリーンでエコロジカルな乗り物に乗り換えることを呼びかけている。

 「横浜カーフリーデー」は2004年にスタート。「歩けば街が見えてくる。クルマをおいて街に出よう」を毎年のテーマに展開している。8回目を迎える今年は、3月11日に発生した東日本大震災と福島の原発事故を踏まえ、エネルギーの無駄遣いを見直すためにクルマに依存する社会を見直し、公共交通を利用して快適で心豊かな暮らしを目指すことを趣旨に開催する。

 当日は、歩行者によるパレードや、会場内の出展ブースを回るスタンプラリーなどを実施。東京都市大学・水素エネルギー研究センターによる水素燃料エンジンバスの展示・試乗会、オーストラリアやアフリカで活躍している東海大学チームによる競技用ソーラーカーの展示・公道演示走行に加え、横浜コミュニティサイクル(bay bike)、横浜FCによる「KICK SPEED! in カーフリーデー」など、今年初の取り組みも多く予定されている。

 また、横浜公園のミュージックステージでは、ピンクリボン啓発活動(乳がんのマンモグラフィー検査)のキャンペーンのほか、黒岩神奈川県知事による挨拶や歌手の白井貴子さんとはまフェス 大学祭実行委員会(神奈川大・横浜国立大・慶応大・フェリス女学院)によるトークショーも。

 横浜カーフリーデー実行委員会事務局長の白石眞一さんは、「昨年は雨が降ったため来場者が例年の半分以下だった。今年は初めての取り組みが多いのでたくさんの人に訪れてほしい」と話す。

 開催時間は11時~16時。入場無料。大雨中止。

ヨコハマ経済新聞VOTE

ヨコハマ経済新聞の読者歴はどれくらいですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース