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3月末閉店の横浜エクセルホテル東急が復刻版「Ju-Ju-ステーキ」

復刻版「Ju-Ju-(じゅーじゅー)ステーキ」

復刻版「Ju-Ju-(じゅーじゅー)ステーキ」

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 横浜エクセルホテル東急(横浜市西区南幸1)は50年の感謝を込めて、復刻版「Ju-Ju-(じゅーじゅー)ステーキ」を提供している。

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 同ホテルは横浜駅西口の高層ビル建設に伴い、3月31日に営業を終了。「ありがとう50th」企画として、特別宿泊プランや復刻メニューの提供などを行っている。

 Ju-Ju-ステーキは、かつて同ホテルにあったコーヒーハウス「レインボー」の定番メニューで1980年代から2002年まで提供されていた。

 同ホテルでは、当時のステーキを再現した「Ju-Ju-ステーキランチ(温野菜・小鉢・お吸い物・お新香・ご飯・デザート付)」(3,200円)、「Ju-Ju-ステーキセット(前菜・温野菜・小鉢・お吸い物・お新香・ご飯・デザート付)」(3,800円)を用意。3月30日まで数量限定で提供する(ランチは2月=20食/1日、3月=15食/1日)。

 ステーキ肉の下にはオーブンで加熱した丸石が敷かれ、鉄板の上でジュウジュウと弾ける熱々のステーキ150グラムを特製のタレで味わうことができる。

 同館のオープン時から勤務する販売促進マネジャーの岡田賢二さんは、「80年代初めは、蒸気をたてる熱々のステーキやハンバーグをサービスするお店がまだ少なかった。ステーキを運ぶ途中に、お客さまが肉のジュージュー音に振り返っていた姿が懐かしい」と振り返る。

 30年前の横浜駅西口周辺には夜遅くまでオープンしている飲食店がほとんどなく、同ホテルのコーヒーハウスにはいつも残業を終えたサラリーマンが集まり、ステーキが1日100食以上売れるときもあったという。

 岡田さんは、「50周年の企画会議で、『このホテルと言えばジュージューしかないだろう』と満場一致で決定した復刻メニューです。自分もホテルの仕事後に仲間を誘ってよく食べた思い出のステーキ。最後のお客様をお見送りするまで、スタッフ一同変わらぬおもてなしを致します。ぜひ、このホテルに思い入れのある方に食べていただき、最後の記憶として残してほしい」と話している。

 提供場所はワイン&ダイニング「re(アールイー)」。ステーキランチ=11時~15時、ステーキセット=17時30分~22時(金曜・土曜・祝前日は23時まで)。予約・問合せは同ホテル販売促進 マーケティング(TEL 045-311-5113)。

 横浜エクセルホテル東急は1962年3月27日に開業。横浜駅ビルの再開発に伴い「横浜シァル」とともに3月末で営業を終了。ビルは解体され、高さ約195メートルの高層ビルに建て替えられる。新しい横浜駅ビルは約8年の工期で2019年度に完成する予定。

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