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森下真樹さんと木野彩子さんが新作公演-横浜ダンスコレクション受賞者

木野彩子『Edge』横浜ダンスコレクション2003 Solo×Duo受賞 Photo:Yoichi Tsukada

木野彩子『Edge』横浜ダンスコレクション2003 Solo×Duo受賞 Photo:Yoichi Tsukada

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 横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1)で10月23日と24日、アジアのコンテンポラリー・ダンスの祭典「横浜ダンスコレクション」受賞者の新作公演「YRBWダンスプロジェクトVol.3」が行われる。

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 YRBWダンスプロジェクトは、横浜赤レンガ倉庫1号館が横浜ダンスコレクションの受賞者の公演サポートやコンテンポラリーダンスの普及などを目的に行っているシリーズ企画。

 「横浜ダンスコレクションSolo x Duo<Competition>」横浜市芸術文化振興財団賞受賞振付家の森下真樹さん(2004年度受賞者)、木野彩子さん(2003年度受賞者)がそれぞれのテーマで新作を発表する。

 上演作品は「月の的を射る犬」(森下真樹さん)、「かめりあ」(木野彩子さん)。今回は、同プロジェクトの一環として、「コンテンポラリーダンスをより身近なものにしよう」というコンセプトのもと、各自が横浜市内の地域で異なるジャンルの文化活動に携わる市民と交流。公演ではそのコラボレーションの一部を紹介する予定。

 「月の的を射る犬」は、森下さんが「ワタシの原点」を振り返りながら、さまざまに変化する「ワタシは一つではない」踊りを披露する。twitter(ツイッター)でつぶやくとオリジナルグッズがもらえる特典つき。

 「かめりあ」では、「年を経る」ことを捉えなおした木野さんが、受賞作「Edge」を今の身体で解釈して表現する。幅広い世代のメンバーからなる「杉劇リコーダーず」とのワークショップ作品の上演も。

 横浜赤レンガ倉庫1号館の高松有希子さんは「毎年赤レンガ倉庫で開かれる横浜ダンスコレクションにはたくさんの方がお越し下さいますが、客層が広がる事でもっといろいろな人々にコンテンポラリーダンスの良さを知ってもらえればと思い、今回はさまざまなアプローチを用意しました。2人の新作にご期待ください」と話す。

 会場は横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール。開催時間は23日=14時開演(木野彩子)、18時開演(森下真樹)。24日=14時開演(森下)、18時開演(木野)。各日とも18時開演公演終了後、ゲストを招いたアーティストトークを予定している。

 チケットは一般前売3,200円(当日3,500円)、学生前売2,500円(当日3,000円)。森下真樹・木野彩子2公演セット券=5,000円(日付指定・前売のみ)。問合せは横浜赤レンガ倉庫1号館(TEL 045-211-1515)まで。

 横浜ダンスコレクションは、横浜赤レンガ倉庫1号館が主催するアジアのコンテンポラリー・ダンスのマーケット構築を目指し1996年にスタートしたダンスの祭典。海外の劇場やダンスフェスティバルのディレクターには新進振付家の才能に触れる場「コンテンポラリーダンス・マーケット」として親しまれている。

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