横浜ベイブリッジ・スカイウォークが最終営業-特別展示や演奏も

アクティオ特別賞「たそがれの時のベイブリッジ」(撮影=成田純孝、スカイウォーク写真館より)

アクティオ特別賞「たそがれの時のベイブリッジ」(撮影=成田純孝、スカイウォーク写真館より)

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 横浜港が一望できる展望施設「横浜ベイブリッジスカイウォーク」(横浜市鶴見区大黒ふ頭1)が9月26日、最終営業日を迎える。

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 スカイウォークは、自動車専用道路に併設した日本初の歩行者専用道路として1989年に開通。チケット売り場と高さ60メートルのエレベーターが入った「スカイタワー」、展望室の「スカイラウンジ」、タワーとラウンジをつなぐ遊歩道「スカイプロムナード」の3施設から構成されている。

 横浜港から富士山、丹沢、新宿や房総半島までを一望でき、写真愛好家や観光客に親しまれてきたが、近年は利用者数の低迷が続き、今年1月に閉鎖が決定。春からは土曜・日曜と祝日のみの営業となっていた。

 最終日は写真などの思い出の品々やメッセージ寄せ書きの展示のほか、4組のミュージシャンによるファイナルライブを開催。パフォーマンスは13時「BMW」、14時「デルソール」、15時「アマポーラ」、16時「ぽこ・あ・ぽこ」を予定している(各回30分程度)。また、18時の完全閉館の15分前には、正面玄関でクロージングセレモニーが行われる(入場は17時まで)。

 スカイウォーク担当者の三上雅さんは「21年間ありがとうございました。最後の機会になりますので、ぜひお越し下さい」と話す。

 営業時間は10時~18時で、最終日以外に23~25日も営業(17時まで)。入場料は大人=600円、中学生以下=300円、65歳以上=300円。問い合わせはスカイウォーク(TEL 045-506-0500)まで。なお、最終日の26日は鶴見駅からの市営バスの臨時増便も予定。同館には無料の駐車場があるほか、首都高速道路・大黒パーキングエリアから歩いていくこともできる。

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