関内ホールで平和をテーマに「ポエム・フェスティバル」

詩集「子どもたちに伝えたい戦争と平和の詩100」

詩集「子どもたちに伝えたい戦争と平和の詩100」

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 中区・関内ホール(横浜市中区住吉町4)で8月27日、「第3回ポエム・フェスティバルin横浜」が開催される。

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 詩集図書館「ポエム・ライブラリー 夢ぽけっと」(名古屋市)が詩の普及を目的に行っているイベントで、昨年は詩人の谷川俊太郎さんを招き、「生きる」をテーマにしたコンサートを実施。今年は、詩の朗読や音楽、歌を通じてテーマ「平和」について考える。

 プログラムは3部構成。第1部=詩の群読・歌などのパフォーマンス、2部=詩人による「平和」をテーマにした朗読、3部=バンド「Diva」のライブを行う。

 「夢ぽけっと」を開設した水内喜久雄さんは、今回のイベントにあわせて詩集「子どもたちに伝えたい戦争と平和の詩100」(2,100円、たんぽぽ出版)を発刊。2部では、同詩集に作品を収める詩人を含む31人が「平和」をテーマに書き下ろした自作詩を披露する。

 「Diva」は、谷川俊太郎さんの息子の谷川賢作さん(作曲家・ピアニスト)ら3人で結成された「現代詩をうたう」ユニットバンド。谷川さんの作品を中心に、まどみちおさん、片岡直子さん、中原中也さん、萩原朔太郎さんなど日本を代表する詩人の作品を、日本語そのもののもつ旋律感や響き、リズムを生かしたストレートなサウンドで表現する。

 当日はロビーで、参加者の詩集の展示や販売、交換・配布を実施。Divaの15年間の奇跡を辿ることができるベストアルバム「詩は歌に恋をする-Diva BEST」(2,000円、コロムビアミュージックエンタテインメント)も販売する。

 水内さんは「全国から集まった詩人が自由に交流できるしばりのない集まりで、横浜での開催は初めて。詩人は孤独なものですが、この日は『詩』を通して平和について考えるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか」と話す。

 会場は関内ホール・小ホール。開催時間は17時~20時(開場16時)。チケットは3,200円(全席自由、260人先着順)。予約・問い合わせは「夢ぽけっと」(TEL 052-769-5810)まで。

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