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西戸部のアーティスト拠点「ヨコハマアパートメント」で丸山純子さん作品展

本町ビルシゴカイに拠点を置く建築事務所「ON design」が設計した「ヨコハマアパートメント」外観

本町ビルシゴカイに拠点を置く建築事務所「ON design」が設計した「ヨコハマアパートメント」外観

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 野毛山動物園裏手の住宅街に4組のアーティスト向け共同スタジオ兼住居「ヨコハマアパートメント」(横浜市西区西戸部町2)が完成し、スタジオ1階に設けられた「実験スペース ムーンハウス」で、水・油・石けんを利用した展覧会「ZZ(ゼットゼット)のはじまり展」が開催されている。

 「ヨコハマアパートメント」は、クリエイター、アーティスト向けのスタジオ兼住居で、生活と創作、発信を通して地域と共に多面的な刺激を共有していく試みの場として、本町ビルシゴカイ(中区本町5)に拠点を置く建築事務所「ON design(オン デザイン)」が設計した。建物の2階は、トイレ、バス、ミニキッチン付きの4部屋のワンルーム住居となっている。

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 同展は、自然光が差し込む建物1階の天井高5メートルの共有スペースを利用したオープンスタジオ「実験スペース ムーンハウス」が会場。アーティスト丸山純子さんによる現代美術の作品を、キッチン、トイレ、階段などが配置されたユニークな展示空間全体を使って展示する。

 2階の住居空間に通じる4本の階段下に、石けんにより泡を発生する作品を展示するほか、レジ袋の花が咲く「無音花」、天ぷらオブジェの「天婦羅狂詩曲」、石けん・枝・水を素材とした「生命体」などの作品を披露する。

 丸山さんは、以前から水と油の双方と相性が良い石けんの性質に興味を持っており、今回の展示会場の建物デザインから、水・油・石けんにまつわる物語をイメージして作品をつくったという。

 展示最終日の12日には、階段を客席に、「共鳴」と題した、近所に住むヴァイオリン・ヴィオリストの杉山さゆりさんによるクロージングコンサート、パーティーを開催する。

 丸山さんは「ムーンハウスは、地域の中に開かれたオープンギャラリーで、小学生をはじめ近所に住む人たちに気軽に足を運んで頂いています。ぜひふらりとお立ち寄り頂き、展示を楽しんでもらえれば」と話す。

 丸山さんは山梨県生まれ、ニューヨーク市立大学ハンターカレッジ美術学科卒。国内外のアートプロジェクトに参加しており、代表作は、レジ袋を素材にした「無音花畑-NYK」(2007年 BankART NYK)、花と泡のインスタレーション「泡花壇」(2009年 六本木ヒルズ)など。主に、身近にある物を収集し手を加えることで意味を変化させ、インスタレーションによって場を変える作品を展開している。

 「ZZのはじまり展」の開催は12日まで。開催時間は13時~18時。

 「ヨコハマアパートメント」では、現在入居者を募集している。問い合わせはオン デザイン パートナーズ事務所(TEL 045-650-5836)まで。

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