フリーペーパー「横浜美少女図鑑」が6月に創刊-関連イベントも

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 「美少女を増やそう」というコンセプトで、発行地域に住む女性をモデルとして掲載するフリーペーパー「美少女図鑑」の横浜版となる「横浜美少女図鑑」が、6月下旬に創刊される。

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 同誌は、その街に住む女性たちをモデルに、親しみのある地元の街並みをロケーションとして撮影される写真集型フリーペーパー。A5のコンパクトサイズで全64~80ページ(フルカラー)。6月・11月の年2回の発行を予定している。「ハマジョ」の略称で、地元ミュージシャンとの連携企画も予定。地元の風景・女性たちの魅力を伝えると共に、横浜のアピールと地域の活性化を目指すという。

 「美少女図鑑」は、企業広報などを手掛ける「テクスファーム グループ」(東京都港区)が、地元クリエイターによる高付加価値コンテンツにより「地域をブランド化する」ことを目標に、2002年に「新潟美少女図鑑」を企画・発行したのが第一号。その後同社は、各地の広告・ウェブ制作関連会社と連携し、沖縄・大阪・宮崎と発行地域を拡大してきた。横浜版発行は「FACE」、「B-FACE」などの無料誌を発行する「FACE」(横浜市西区高島2)が手がける。全国で12番目の発行となる。

 高いクオリティで無料で配布されるリアルなファッション誌ということで、先行地域では、発行日から約1週間で限定発行数が品切れになるほど人気が高く、「幻のフリーペーパー」として話題になっているという。横浜版では「美少女図鑑」として初となるオリジナルテーマソング「マイページ」が作られ、地元で活動中の女性2人組ユニット「MiyuMiyu」が曲を歌っている。創刊号誌面では、横浜の街並みを背景に、テーマソングのストーリーにちなんだ女性たちの撮り下ろしなどが掲載される。

 また、美少女図鑑史上初のラジオ番組「横浜美少女図鑑」(仮)や、7月28日にランドマークプラザでの開催を予定している創刊イベント「ヘアショー&ライブショー」など、多様なクロスメディア展開が企画されている。

 横浜美少女図鑑編集長の武田芳和さんは「ファッションと音楽と美少女のコラボレーションこそ、横浜だからできる新たな若者のカルチャー。また、地元の若手クリエイターと誌面やイベントを創造していくことを通し、地域活性化にも貢献していきたい」と話している。

 創刊号は6月末に発行予定。書店「ヴィレッジヴァンガード」の市内各店をはじめ、横浜市中心市街のファッションビルやカフェ、美容室など約20カ所で配布する。

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