Y150西区デーに彦根市から「ひこにゃん」と彦根鉄砲隊が応援に

昨年彦根市で行われたイベント会場に登場した「ひこにゃん」と「たねまる」

昨年彦根市で行われたイベント会場に登場した「ひこにゃん」と「たねまる」

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 横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」の一環として5月9日から13日まで、西区の魅力を紹介するイベントが横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港)で開催される。

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 同イベントは、5月9日から6月21日の期間中、横浜市内18区の各地域の多様性を、パネル展やステージイベント、特産品などを通じて紹介する「横浜18区紹介デー」のプログラムとして開催。

 10日11時から屋外イベント広場で、西区と交流を持つ彦根市から、ゆるキャラで人気の「ひこにゃん」と「彦根鉄砲隊」が来場し、鉄砲隊の演武やひこにゃんオンステージを披露するほか、区内の小学校児童の合唱や野毛山節の演奏などが行われる。

 また、同日12時30分から、赤レンガ倉庫1号館3階ホールで、西区演劇祭で表彰された地域ゆかりの劇団「かに座」による「花いちもんめ」と、劇団「葡萄座」による「結婚の申込み」の演劇公演を開催(12時開場、先着250人、観覧無料)。

 9日と10日には、屋外イベント広場内ブーステントで、彦根市の物産品の販売、西区街の名人達人によるフェイスペインティング、江戸切り絵の実演などが行われる。

 また、期間中、赤レンガ倉庫1号館2階ギャラリープロモーションゾーンでは、旧東海道・保土ケ谷道・横浜道等の歴史的な街道に沿って西区のみどころを紹介する「西区歴史街道パネル展示」や、絵画コンテストの優秀賞の展示などが行われる。

 彦根市は昨年6月から2010年3月までの期間、日米修好通商条約締結による開国に導いた、彦根藩主の井伊直弼を再評価し、新たな直弼像を彦根から発信することを狙い「井伊直弼と開国150年祭」を開催している。西区紅葉ヶ丘の掃部山(かもんやま)公園内には、横浜開港50周年の年の1909年に旧彦根藩士らにより井伊直弼の銅像が建てられており、西区とはこれまでもさまざまなイベントなどで彦根市との連携が行われてきた。

 西区地域振興の齋藤善一課長は「西区はみなとみらいや、横浜駅など横浜の玄関口であると同時に、開港以来の歴史も併せ持っている。この150周年を契機に、あらためて多くの人に西区の魅力を知って頂きたい」と話している。

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