「象の鼻パーク」来年6月にオープン-発見された遺構3点は保存へ

「象の鼻パーク」イメージパース

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 横浜市が2009年の開港150周年に向けて再整備を進めている中区海岸通「象の鼻パーク」のオープンが開港記念日となる来年6月2日に決まった。また、同エリアからは工事を進める中で、開港初期の防波堤など遺構3点が発見されており、保存活用されることも決定した。

 「象の鼻パーク」は、横浜赤レンガ倉庫エリアから横浜税関に向かう通りの海側に海を見渡す緑のオープンスペースに、日本大通りの突き当たりで、既に取り壊された東西上屋倉庫のエリアは通景空間を確保した開放的な広場として整備するもの。そのほか展示機能を備えた多目的レストハウスや野外ステージがパーク内に建設されるほか、観光旅客船や港内遊覧船等の発着施設も設けられる予定。総建築費は43億円。

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 発見された遺構は、岸壁から横浜税関の輸入上屋(倉庫)への荷役を担った明治20年代の車両の方向を変えるターンテーブル、同時代に整備された横浜関税倉庫の建物基礎、関東大震災により沈下した開港初期の石積み防波堤の一部。それらはそのままの位置に残し、強化ガラスで覆うなどして来街者に紹介していく。

 「象の鼻地区」は、大さん橋国際客船ターミナルのつけねからのびる防波堤の周辺地区のことで、みなとみらい21地区から山下公園を結ぶ水際線と日本大通りや大さん橋との接点となるエリア。面積は約4ヘクタール。防波堤を上から見ると象の鼻に似ていることから名付けられた。

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