中華街そばに横浜初の「猫カフェ」-観光名所として期待

猫と自由に触れ合うことができる猫カフェ「猫のまほう横浜石川町店」

猫と自由に触れ合うことができる猫カフェ「猫のまほう横浜石川町店」

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 2月23日にオープンした横浜初となる猫カフェ「猫のまほう横浜石川町店」(横浜市中区松影町、TEL 045-641-2504)が話題を集めている。

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 同店は、名古屋で人気の猫カフェ「猫のまほう」の2号店。店舗面積は約40坪、座席数は26席。スコティッシュホールドやアビシニアン、ロシアンブルーといった血統書付きから雑種まで常時十数匹の猫が店内で放し飼いにされており、来店客は飲食を楽しみながら、猫と自由に触れ合うことができる。

 猫カフェは約10年前に台湾で生まれた複合カフェの一種で、日本でも最近人気を集めており、全国で約20店舗が営業している。しかし、猫がいるスペースでの飲食のサービスは法律上認められていないため、その多くは無料の自動販売機を設置したフリードリンク制や飲食品の持ち込みを認めるといった形を取るなど、「カフェ」と言いつつも実質的には「猫と遊べるスペース」となっているのが実情。同店はカフェスペースと猫と遊べるプレールームを完全分離することで店内を常に清潔に保ち、飲食サービスの充実を図っているのが特徴。ランチやディナーのセットメニューの他、パフェやケーキなどのデザート、アルコール類も豊富に取り揃えており、本格的なカフェ仕様となっている。

 昨年2月にオープンした1号店の「猫のまほう名古屋長者町店」は、オープン当初からインターネットなどを通じて話題となり、1日に平均70~80人の来店客が訪れている。また、観光ガイドなどに掲載されるなど名古屋の新たな観光スポットとしても認知されつつあり、今回もそうした観光的な側面から横浜への出店を決めた格好だ。「猫のまほう」をフランチャイズ展開する「舞歩」の中村一也社長は「年間に訪れる観光客数が名古屋の約20倍という横浜だけに、名古屋店以上の集客を見込んでいます。JR石川町駅北口という横浜最大の観光スポットである中華街に至近の立地条件も、当店にとってプラスに働きそう」と話す。

 料金は時間制で、15分=300円(3歳未満は無料)。メニューはソフトドリンク(400円~)、アルコール類(500円~)、カルボナーラなどパスタ6種(各600円)、デザート類(400円~)。営業時間は11時30分~翌5時30分(日曜=22時まで)。定休日は水曜・第3木曜。

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