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横浜市役所で高校生コマ大戦 神奈川・東京から50チーム出場

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 横浜市役所アトリウム(横浜市中区本町)で9月13日、「高校生コマ大戦2025 横浜場所」が開催される。神奈川県と東京都の工業高校から50チームが出場し、自作の金属製コマで一対一の勝負を繰り広げる。

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 大会は、全国の中小製造業が自社の技術を注ぎ込んで製作したコマで競い合う横浜発祥の技術競技「全日本製造業コマ大戦」をもとにしたもので、若手ものづくり人材の育成を目的とした高校生版として行われる。主催は神奈川県高校生コマ大戦実行委員会と東京都高校生コマ大戦実行委員会で、共催は横浜市経済局。

 今年度は初の神奈川・東京合同開催とし、より広域な交流を通じて技術の向上と地域製造業の活性化を目指す。出場するのは神奈川県内10校、東京都内5校の計15校で、各校1~3人からなる50チームが参加する。競技では、直径20ミリ以下・高さ60ミリ以下のコマを支給された材料から製作し、予選リーグと決勝トーナメントで順位を競う。ルールは、土俵上で相手のコマより長く回り続けた方が勝ちとなり、土俵外に出た場合は敗北とされる。

 後半の決勝トーナメントでは、選手の緊張感が高まり、技術と精神力のぶつかり合いとなる真剣勝負が繰り広げられる。神奈川・東京のそれぞれ1位のチームは、11月に愛知県で開催される全国高校生大会への出場権を得る。主催はm神奈川県高校生コマ大戦実行委員会、東京都高校生コマ大戦実行委員会で、横浜市経済局が共催する。

 経済局ものづくり支援課の大友靖子課長は「中小製造業に根付いたこの活動を、次世代を担う若手ものづくり人材に向けて拡大するため、今年度も市役所1階の大空間で開催する。試合は手に汗握る展開で、見ている方も引き込まれるような真剣勝負が繰り広げられる。未来のものづくり人材である生徒同士の交流の輪を広げ、さらなる技術向上と製造業全体の発展につなげていきたい」と話す。

 開催日時は13日10時~16時。観覧自由。

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