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横浜駅に「ロイヤルカフェ 横浜モンテローザ」 観光列車の雰囲気でスイーツを

「ロイヤルカフェ 横浜モンテローザ」入口、山本博士さん

「ロイヤルカフェ 横浜モンテローザ」入口、山本博士さん

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 東急東横線横浜駅地下2階の南北連絡通路に「ロイヤルカフェ 横浜モンテローザ」が4月1日、オープンした。

クルーズトレイン「THE ROYAL EXPRESS」

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 運営は、洋菓子専門店「パティスリーモンテローザ」(横浜市中区長者町8)を営む三陽物産(同)。同社は1962(昭和37)年創業で、現在は約10人のパティシェがひとつずつケーキを手作りしている。

 3月まで「ザ ロイヤル カフェ ヨコハマ」として東急系列の会社が運営していた店舗での新規開店で、以前はカウンターでオーダーするセルフサービス形式だったが、座席で注文するフルサービスのカフェになる。店内のデザインは、クルーズトレイン「THE ROYAL EXPRESS」の車両デザインも行った水戸岡鋭治さん(ドーンデザイン研究所)が手掛け、新店舗のロゴは水戸岡さんが新たにデザインした。

 カフェでは、八ヶ岳のハーブ卵と和三盆を使ったショートケーキ(825円)など、素材にこだわったスイーツをそろえる。オーブン記念の新作「3種のイチゴタルト」(1,430円)は、白いちご、あまおう、季節のいちごの乗ったタルトにクランベリーとエディブルフラワー(生食用花)を添える。オレンジたっぷりの「モンテリマール」(880円)も新作で、フランス産ハチミツのムースにドライフルーツを合わせた。

 ハンドドリップで提供するコーヒーは、1957(昭和32)年創業の三本珈琲(神奈川区山内町15)の豆を使用。選んだケーキに最適なコーヒーのマッチングの提案もする。

 店長の金橋美佳さんは「『3種のイチゴタルト』は、いちごの酸味があるので、生豆の状態で3年熟成する希少価値の『ブルーマウンテンNo.1 ヴィンテージクロック』の酸味と相性がいい。ショートケーキにはさっぱりした『ヨーロピアン モカブレンド』がおすすめ」という。

 三陽物産社長の山本博士さんは「ロイヤルエクスプレスの車両内で、弊社が所蔵する幕末・明治期の横浜古写真を昨年展示したり、社会貢献活動として運営している『宮川香山 眞葛ミュージアム』がロイヤルエクスプレスの横浜観光の訪問場所になったりなど、ロイヤルエクスプレスとは縁があった」と話し「駅の中にあって都会のオアシスのようにくつろげる空間を目指したい。非日常的にひとときをおいしいスイーツとともに過ごして」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は9時~19時。THE ROYAL EXPRESS運行時は乗客のための出発ラウンジとして貸し切り営業となる。ケーキはテークアウト可。

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