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関内で「オールよこはま気候フェス」と「気候マーチ」 オンライン参加を募集

若い世代の環境団体「Fridays For Future Yokohama」と「ゼロエミ横浜」のメンバーたち

若い世代の環境団体「Fridays For Future Yokohama」と「ゼロエミ横浜」のメンバーたち

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 地球温暖化や気候危機への対策を横浜から進めていくことを目指して「オールよこはま気候フェス」と「気候マーチ」が8月21日に関内で開催される。

横浜市、日本全国の温暖化対策を引っ張って! 署名を募集中

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 プログラムは、気候ネットワークの桃井貴子さんによる講演「気候危機のいま」、暮らしから減らすCO2をテーマに、竹内昌義さん(建築家・みかんぐみ)、川﨑彩子さん(明治学院大学国際学部)、河原勇輝さん(solar crew)、パタゴニア日本支社、大川哲郎さん(大川印刷)によるパネル討論、横浜市温暖化対策推進協議会アドバイザーの歌川学さん(産業技術総合研究所)、横浜市議会議員の山下正人さんによるトークセッションのほか、参加者とともに「どうつくるゼロカーボン横浜」の討議を行う。

 会場はbelle関内(横浜市中区蓬莱町1)。開催時間は14時~16時。会場参加は申込受付終了。現在、ZOOMでの参加者を募集している。

 終了後は、若い世代が中心となり気候危機への対策を求める活動している環境団体「Fridays For Future Yokohama」とのコラボ企画として、16時15分から大通り公園から関内周辺を歩く「気候マーチ」も実施する。

 フェスは、ゼロエミッションを実現する会横浜(ゼロエミ横浜)が呼びかけ、9団体で構成される実行委員会が主催する。ゼロエミ横浜は、2022年2月より横浜市温暖化対策統括本部や市内各区への要望書提出や、横浜市会議員へのロビーング活動、2030年温室効果ガス削減目標を2013年度比で60%以上に引き上げることを求める署名活動などを行っている。

 ゼロエミ横浜の小林悠さんは、「気候危機の深刻な状況を知り、社会システムの変革なくして問題解決はないと自覚した。横浜で仲間を探し、ゼロエミ横浜を立ち上げて1年。市内の団体・企業と連携して『オ―ルよこはま気候フェス』の開催に至った。イベントを通して、沢山の人達がつながって、多様な活動が生まれ、横浜の、そして日本の温暖化対策がどんどんスピードアップしてほしい」と話す。

 オールよこはま気候フェス実行委員会は、大川印刷、NPO法人気候ネットワーク、熊野の森もろおかスタイル、クライメート・リアリティ・プロジェクト・ジャパン、国際環境NGO グリーンピース・ジャパン、ゼロエミッションを実現する会 横浜、パタゴニア日本支社、Fridays For Future Yokohama、NPO法人森ノオトで構成。20以上の企業団体が賛同団体となっている。

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