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横浜中華街「招福門」の飲茶食べ放題が刷新 ウチキパンの食パンを使うメニューも

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 横浜中華街の広東料理店「招福門」(横浜市中区山下町)が8月2日、香港飲茶食べ放題「點心酒家(てんしんしゅか)」のメニューをリニューアルする。

ウチキパンの角食パン「ゴールド」を使用した海老すり身のトースト揚げ

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 點心酒家のコースには、飲茶食べ放題の他に前菜、北京ダック、フカヒレ入り五目スープ、デザート、中国茶が含まれる。今回のリニューアルでは、食べ放題のメニューを約25種類から約40種類に拡充。小籠包やフカヒレ入り蒸しギョーザなどの定番メニューに加え、一品料理やデザートメニューを「充実させる」という。

 新メニューの一つ「海老(えび)すり身のトースト揚げ」には横浜元町の老舗パン店「ウチキパン」(元町1)の角食パン「ゴールド」を使用。パンの上にエビすり身をのせてトーストし、カリッと揚げる。広州の伝統料理で、長崎では広東語の発音をまねた「ハトシ」として親しまれている。

 ウチキパンは1888(明治21)年創業で、日本の食パン発祥の店として知られる。招福門の担当者は「老舗ウチキパンの小麦が香る食事パンに、当店の点心師直伝プリプリのえびあんこをのせ、香ばしく香る白ごまをたっぷりかけた」と話す。

 招福門は食を通じた横浜の魅力発信や地域活性化に取り組んでおり、地元横浜の店やメーカーの食材を積極的に取り入れている。新メニューには横浜醤油(しょうゆ)(神奈川区松見町3)のしょうゆを使った「チャーシュー腸粉」や岩井の胡麻(ごま)油(神奈川区橋本町2)のごま油を使った「生ザーサイ」「特製担々麺」も用意。岩井の胡麻油とは昨年11月のフェア「ハマッ子レガシー物語」でもコラボしている。

 注文を受けてから調理する2時間制のオーダー式。料金は、大人=3,500円、小学生=1,650円、3歳以上=1,100円。

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