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「BankART1929」 代表の池田修さんの遺志受け継ぐ

関内さくら通りに2020年11月まで運営されていた「BankART Home」で話をする池田修さん

関内さくら通りに2020年11月まで運営されていた「BankART Home」で話をする池田修さん

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 アートNPO「BankART1929」代表で、横浜でアーティストの活動や発表の場をつくってきた池田修(おさむ)さんが3月16日に死去した。死因は小脳出血。

横浜都市デザイン50周年記念 BankART KAIKOで「都市デザイン横浜」展

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 BankART1929は23日、ホームページに訃報を掲載。「後日、6月中旬を目処にBankART1929にてお別れの会を予定しておりますので、詳細決まり次第お知らせさせていただきます」と記すとともに、供花供物・弔電などは辞退するとしている。

 あわせて、北川フラムさん、川俣正さん、吉本光宏さん、秋元康幸さんが発起人となって、新体制のBankART1929の活動を支援するための機構を組織していくと発表。「横浜の地を拠点として2004年から18年間におよぶBankARTの活動を受け継ぎ、さらなる活動を展開させていく」とコメントしている。

 葬儀は、故人の遺志で、近親者のみでとりおこなった。

 今後は、BankART1929の共同創設者のひとりで、現副理事長の細淵太麻紀さんが代表代行となり活動を引き継いで運営する。

 現在BankART KAIKO(中区北仲通5)で開催中の「都市デザイン横浜展 個性と魅力あるまちをつくる」の初日3月5日に、池田さんは「今後、横浜市内18区の各区にBankARTのような場を作りたい」と夢を話していた。

 池田さんは1957年大阪生まれ。横浜で始まった現代美術のスクール「Bゼミ」を卒業後、都市に棲むことをテーマに美術と建築を横断するチームPHスタジオを発足。展覧会や美術プロジェクト、建築設計等、多岐にわたる活動を行ってきた。2004年からBankARTの立ち上げと企画運営に携わってきた。2009年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞、2011年度横浜文化賞文化・芸術奨励賞をBankART1929として受賞している。

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