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海好きエンジニア集団「bluecode」が全国定額住み放題「ADDress」と提携

連携発表会に登壇した、アドレス代表取締役社長の佐別当隆志さん(左)、bluecode創業者の玉木栄三郎さん(中央)、bluecode代表取締役社長の伊賀麗佳さん(右)

連携発表会に登壇した、アドレス代表取締役社長の佐別当隆志さん(左)、bluecode創業者の玉木栄三郎さん(中央)、bluecode代表取締役社長の伊賀麗佳さん(右)

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 鎌倉市と横浜市金沢区にオフィスを構え、ITコンサルティング事業を展開するbluecode(鎌倉市材木座)が、全国住み放題の定額多拠点移住サービス「ADDress」を運営するアドレス(東京都千代田)と連携し、エンジニアが自由に働ける環境づくりを推進している。

「ライフスタイルDX」を体現しているITワーカーによるトークセッション

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 bluecodeは、「新しいライフスタイルの創出」をミッションとするITコンサルティング企業で、社内メンバーは全員フリーランス。横浜ベイサイドマリーナ(横浜市金沢区白帆1)に停泊している社用艇の提供や移住や船舶免許取得費の補助など、ユニークな取り組みを行っている。

 連携によりbluecodeは、同社のエンジニアが、ADDressが全国200以上の管理する定額住み放題の家に住む費用を援助し、どこでも自由に働ける環境をつくる。ADDressの会員はbluecodeのオフィスや船、釣具などを自由に利用できるようになる。

 2月22日にbluecode横浜オフィスで行った連携発表会では、エンジニアの新しい働き方・暮らし方を重視した「ライフスタイルDX」を提案し、両企業が互いの事業やサービスを提携して会社にとらわれない働き方・暮らし方の実践に貢献していくと発表した。発表会の後に、実際にライフスタイルDXを体現しているゲストを招きトークセッションを行った。

 bluecode創業者の玉木栄三郎さんは、「連携により、自分らしく幸せに働く人たちを応援していきたい。我々だけにとどまらず個人を応援する企業を増やしていければ」と今回の提携に期待を込めた。同社代表取締役社長の伊賀麗佳さんは「自分が実現したいライフスタイルをどうすれば実現できるか考えると、良いひらめきが生まれてくる。ぜひ皆さんにも取り組んでいただきたい」と語った。

 アドレス代表取締役社長の佐別当隆志さんは、「bluecodeのアセットをADDressの会員にも開放してくださったことが衝撃的。会社として持っているものを他のコミュニティと接続することで、新しいライフスタイルを実現する人が増えていくだろう」とコメントした。

 今後、両社が連携して、bluecodeの社用艇を活用した釣りイベントなども開催していくという。

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