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赤レンガ倉庫の点火セレモニー トーチキスで聖火受け渡し

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 神奈川県は6月28日から30日に実施する県内オリンピック聖火リレーの公道走行を中止し、点火セレモニーを実施している。横浜では赤レンガ倉庫で30日に点火セレモニーを行なう。

崎陽軒社長も参加 点火セレモニー

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 赤レンガ倉庫の点火セレモニーには、川崎市と横浜市を走行予定だったランナーが集まり、前日の会場だった橋本公園(相模原市)からランタンで運ばれた聖火を受け取り、トーチからトーチへと火を渡す「トーチキス」で火をつないだ。

 30日の始まりの聖火はガールズユニット「ももいろクローバーZ」さんが受け、その火を元横浜ベイスターズ監督のアレックス・ラミレスさんへ受け渡した。

 横浜市内を走行予定だったランナーはほかに、崎陽軒社長の野並直文さんや、バレーダンサーの上野水香さん、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者の川瀬賢太郎さんなど90余人。最年少は2008年生まれの青木壮太さん、最高齢は1928年生まれの五島シズさん。

 川崎市内1区間と、横浜市内7区間の計8区間で、各区間ごとの走者がトーチキスをし、区間ごとの最終走者が聖火をランタンに納火して、次の区間走者へと受け渡す形を繰り返した。

 トーチキスに参加したお笑いタレントの出川哲朗さんは「横浜市に聖火ランナーに選んでもらい、感謝の気持ちでいっぱい。聖火リレーしている姿を一番みてもらいたいのは亡くなった母。今日はきょうだいも来てくれて、姉が亡き母の写真を持っていてくれた」と話した。

 同会場では18時10分からの、ステージプログラム内で、最終ランナーが聖火皿への点火を予定。最終ランナーが誰になるかはまだ明かされていない。聖火は7月1日からは千葉県に受け継がれる。

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