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横浜でピンクシャツデー2021 「いじめストップ!」ワールドアクション

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 そごう横浜店(横浜市西区高島2)で「ピンクシャツデー2021 in 神奈川~いじめストップ!ワールドアクション」のチャリティーグッズ販売とパネル展が開催される。

オリジナルマスクはIFMIC(イフミック)加工済み

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 ピンクシャツデーは、ピンクのシャツを着ることで「いじめ反対」のメッセージを送るキャンペーン。運動は2007年にカナダで始まり、バンクーバーがあるブリティッシュ・コロンビア州知事が2月の最終水曜日を「ピンクシャツデー」と宣言したことで、世界各国で活動が行われている。今年は2月24日がピンクシャツデー。

 主催するのは、ピンクシャツデー2021 in 神奈川推進委員会(特別顧問=黒岩祐治神奈川県知事・林文子横浜市長ほか、代表推進委員=山崎美貴子神奈川県立保健福祉大学前学長)。キャンペーンを通して、人々の中にある「偏見や差別」と向き合い、多様性を認め合い、いじめをなくす姿勢をキャンペーンを通して発信している。

 そごう横浜店8階特設会場では15日から24日まで、ピンクシャツデー チャリティーグッズとしてTシャツ、マスク、ストラップ、缶バッジを販売。また、新都市プラザでは24日に、パネル展示イベントが行われる。

 カナダの2人の高校生の行動をきっかけに、2008年に始まったいじめ防止の取り組み「ピンクシャツデー」は、ピンクのシャツを着て登校した男子生徒がホモセクシュアルとからかわれ、いじめにあい、それを知った2人の上級生が、50枚のピンク色のシャツを買い込み、友人たちに配布。翌日、呼びかけに賛同した多くの生徒がピンクのシャツやピンクの小物を身に着け、学校中がピンク色に染まり、いじめは自然となくなったエピソードから始まった。現在、SNSなどで世界中に広まり、180カ国以上でさまざまな「いじめストップ!」に関する活動が行われている。

 いじめは、学校に認知された件数だけで年間54.4万件(2020年内閣府子ども・若者白書)が報告されている。気づかれなかったり、見過ごされるなどで認知にいたらない数を含めると数倍になると言われている。

 問合せは、ピンクシャツデー神奈川推進委員会事務局「神奈川子ども未来ファンド」(TEL 045-212-5825)まで。

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