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鉄道の日 明治時代に走った「110系蒸気機関車」の客車乗車体験

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 CIAL桜木町ANNEX(横浜市中区桜木町1)は、同ビル1階に展示されている110系蒸気機関車の客車乗車体験を、10月14日の「鉄道の日」にちなんで行う。

11月23日まで鉄道関連イベントが盛りだくさん

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 機関車は、1871(明治4)年にイギリスから輸入し、鉄道創業当時に実際に走行していたもの。現在の桜木町駅は、1872(明治5)年10月14日に新橋~横浜間に日本で最初の鉄道が開通した際の日本で最初の鉄道駅「旧横浜停車場」だったことから、鉄道記念物である110系蒸気機関車の展示が決まり今年3月に搬入された。

 ビル全体の開発を担当した東日本旅客鉄道(JR東日本)の加藤真丈さんは「新橋には旧新橋停車場にちなんで蒸気機関車『C11形』が展示されているが、横浜側にはこれまで何もなかった。鉄道会社として何か持ってきたかった。本物志向で行きたいと、当時の客室や遠方信号機を再現した」と話す。6月のCIAL桜木町ANNEX開業以来、子どもから高齢者まで幅広い年齢層の客が訪れているといい「開発したかいがあった。桜木町の街をここから盛り上げていきたい」とも。

 体験は10時~18時。CIAL桜木町またはCIAL桜木町ANNEXで500円以上の買い物をした客が対象。乗車体験では、誘導員が鉄道創業当時の制服を再現した衣装で案内し、抽選でオリジナルクリアファイルと硬券がプレゼントされる。18日まで。

 このほか「SAKURAGICHO RAILWAY CAMPAIGN」として11月23日まで、抽選会やライブ、ラジオの生中継などのイベントが予定されている。

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