京急グループ本社(横浜市西区高島)の1階に1月21日に「京急ミュージアム」がオープンした。
目玉は1930(昭和5)年から1978(昭和53)年までに約50年間にわたり使われていた京急デハ230形デハ236号で、埼玉県川口市の公園に展示されていたものを修繕し展示している。内部には京急電鉄の歴史を紹介している。
中央には長さ12メートルのジオラマを設置。ジオラマでは京急沿線の駅や施設などを再現している。奥に設置された実物の運転台ではジオラマ内の模型の先頭部分についているカメラの映像を見ながら実際に運転することができる(100円)。もう一台は車両を模した箱の中で、京急沿線の中から4つのコースから選択し、実際の映像を見ながら運転シミュレーションを体験することができる(500円)。
電鉄だけでなく京急バスの運転台を再現したコーナーでは路線バスの運転体験や、トミカが提供する車両にオリジナルデザインを作ることができる「車両工場」がある(1,000円、予約制)。
オープニングに参加した中川家礼二さんは「京急電鉄だけでなく、バスの展示もあり感動した、昨日は子どもと一緒に横浜に乗り鉄として、先頭から一緒に見て楽しめた。また家族で訪れたいと思います」と話した。
初日から2月24日まではオンラインによる事前申し込み制となっており、その後、4月5日までの平日は当日受付を行い、土曜・日曜・祝日・春休み期間(3月26日~30日)優先入館を事前申し込み・抽選で行う。各日2時間制、100人×3回。