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横浜納豆職人が「横浜ハッピー納豆」を開発 道志大豆を使用

左から石井泰二さん、鈴木真由子さん、中村弘さん、太田久士さん、齋藤良治さん

左から石井泰二さん、鈴木真由子さん、中村弘さん、太田久士さん、齋藤良治さん

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 横浜ビールの元社長の大田久士さんが社長を務める太田ハッピープランニング(東京都世田谷区)がプロデュースする「横浜ハッピー納豆」が完成した。

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 同商品は横浜市の水源地である山梨県道志村在来種の「道志大豆」を使い、横浜市内の納豆職人・中村五郎商店(神奈川区西神奈川1)の中村弘さんが手掛けた。

 中村五郎商店ではこれまでに大粒で手作り納豆の「おとめ納豆」を販売してきた。1日に300個~400個の少量限定で販売している。納豆の包装は蝋(ろう)引き紙という特殊な紙を使用。外側を松経木(松の木を薄くスライスしたもの)で包む事で納豆が呼吸できるようにしたオリジナル商品。

 太田さんは昨年10月、おとめ納豆を手掛けていた中村さんに道志村でしか自生しない「道志大豆」を持ち込み、商品化に向け試行錯誤の末に完成した。「横浜ハッピー納豆」は1週間に100個製造し、太田さんが販売する。

 1月10日に野菜レストラン「さいとう」(港北区菊名6)で行われた商品紹介イベントには全国の納豆を食べ歩いた石井泰二さんと、横浜出身の納豆インフルエンサーの鈴木真由子さんが、中村さんと共に納豆作りのこだわりを切り口にトークイベントを行った。

 その後、同会場のオーナーシェフである齊藤良治さんによる、納豆をテーマにしたフレンチが振る舞われた。鈴木さんは「糸引きや塩で食べることで甘みを感じる。納豆用の塩を使っているハッピー納豆は、大きな粒で今まで感じた事の無い食感」と話す。

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