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ニュースパークでローカルメディアの企画展「地域の編集」 メディアづくりワークショップも

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 全国各地のローカルメディアや各地の新聞社の新しい取り組みを紹介する企画展「地域の編集ーローカルメディアのコミュニケーションデザイン」が10月5日、ニュースパーク(日本新聞博物館、横浜市中区日本大通11)で始まった。

内覧会で企画展について説明するニュースパーク館長の尾高泉さん

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 同展は、全国各地でローカルメディアをつくり、人と地域のつながりを生み出している人たちが増えていることや、新聞社が地域の課題解決に向けた展開などを始めていることを背景に企画された。読者との新しいコミュニケーションの仕掛けにフォーカスし、横浜にちなんだ特設エリアも設ける。実際にローカルメディアを読むことができる。

 展示は、新しい視点の流通、サブスクリプション(会員制)、投書・投稿でつながる、まちづくりするメディア、地域の課題解決、アーカイブ性を生かす、デザインの7つのテーマで構成。

 企画展に合わせ、「横浜」をテーマに斬新で持続可能なローカルメディアを構想するワークショップ「YOKOHAMA MEME by ニュースパーク」も実施。「はま太郎」、「神奈川新聞」、「ヨコハマ経済新聞」が協力し、野毛の盛り場、横浜の歴史的建築物、ユニバーサルツーリズムの3つのテーマで、チームに分かれて活動する。活動期間は11月9日~12月22日。参加者は期間中、新聞博物館内の展示、ワークショップルームを使うことができる。

 10月13日に、同展の企画に協力する影山裕樹さん(編集者/千十一編集室)らを講師に、キックオフ&説明会を行う。

 オープニングトークとして5日には、影山さん、幅允孝さん(BACH、 ブックディレクター)、田中佑典さん(LIP/生活藝人)、尾原史和さん(ブートレグ)によるトークイベントも行われた。

 ニュースパーク館長の尾高泉さんは「ローカルメディアと新聞を実際に手に取って読んでいただき、デジタル時代の中での、両者の共通項や違い、それぞれの役割を感じていただきたい」と話している。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は一般=400円、大学生=300円、高校生=200円、中学生以下無料。休館日は月曜日(月曜が祝日・振替休日の場合は翌日)。12月22日まで。

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