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日本大通り周辺で「横浜カーフリーデ―&モビリティウィーク」 三渓園・横浜市電保存館と連携企画も

昨年のカーフリーデ―の様子

昨年のカーフリーデ―の様子

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 日本大通りと横浜公園で9月23日、「横浜カーフリーデ―2018&モビリティウィーク」が開催される。主催はNPO法人横浜カーフリーデ―実行委員会(横浜市神奈川区)。

ビールを飲みながらべダルを漕いで走る乗り物「ビアバイク」も

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 カーフリーデ―とは、毎年9月16日~22日にEUのプロジェクトとして、まちでの移動、都市交通を切り口に環境やまちを考えようと世界同時的に開催される「ヨーロッパモビリティウィーク」の中心的な取り組みで、9月22日に世界各国で開催されるイベント。2017年は世界の2,526の都市が参加した。

 15周年を迎える横浜カーフリーデ―の今年のテーマは「MIX AND MOVE! "移動の多様性"いろいろな方法で移動しよう」。三渓園・原三渓生誕150周年連携企画として、さまざまな催しが行われる。

 日本大通りでは、水素と燃料電池で走る自動車の試乗や、エコカーの展示、太陽光クッキングの実演など環境に配慮した取り組み紹介がされるほか、フリーマーケットや横浜市の地産地消をテーマとする野菜販売エリアなどを設ける。横浜公園では、交通事故削減のためのパネル展示や温暖化対策の紹介、持続可能な開発目標(SDGs)、ピンクリボン運動の活動紹介などが行われる。

 横浜公園内「水の広場」に設置されたステージでは、11時からオープニングセレモニーを開催。交通安全に関する歌やダンス、寸劇などが披露される。また、13時からは「みんなで車道を歩こうよ!」をテーマに横浜市消防音楽隊やマスコットキャラクターが登場しイベントを盛り上げる。

 連携する三渓園(中区本牧三之谷58)と横浜市電保存館(磯子区滝頭3)では、カーフリーデ―のチラシを提示すると、こども(小・中学生)の入園・入館が無料となる。横浜市電保存館では、横浜カーフリーデー2018&モビリティウィークパネル展示、国内カーフリーデー参加都市での路面電車の歴史紹介などが行われる。

 実行委員長の大内えりかさんは「地球温暖化防止のための企画。徒歩を優先し、町の人たちみんなが安心安全にまちあるきを楽しめるまちづくりを目指す。交通を通して、温暖化や安心安全なまちづくりについて考える一日にしてもらえたら」と話している。

 開催時間は11時~16時。横浜カーフリーデーと三渓園の連携企画は9月15日~24日まで。横浜市電保存館連携企画は9月15日~24日まで。

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