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ブリリアショートショートシアターで映画「Bikes vs Cars 車社会から自転車社会へ」上映とトーク

映画「Bikes vs Cars」より

映画「Bikes vs Cars」より

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 みなとみらいのショートフィルム専門劇場「ブリリア ショートショート シアター」(横浜市西区みなとみらい5)で10月1日、映画「Bikes vs Cars 車社会から自転車社会へ」の特別上映が行われる。

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 作品は、自転車と車中心の社会を巡るドキュメンタリー映画で、サンパウロ、ロサンゼルス、コペンハーゲン、トロント、ボゴタ、ベルリン、ムンバイ、モスクワ、パリなど世界各地の大都市の状況を比較しながら、自転車乗りの視点から車中心の社会を見つめ直す。よりよい都市を作るために戦う活動家や思想家の活動を描く。

 英国グリーン映画祭 観客賞(2015年)、テンポ・ドキュメンタリー賞 特別賞(2015年)、シネマビエンテ環境映画祭 最優秀作品賞(2015年)などを受賞している。監督はスウェーデンのFredrik Gertten(フレドリック・ゲルテン)さん。上映時間は90分。

 トークは、デザイナーの視点からサイクルツーリズムやサイクルアーバニズムの推進活動を行っている岩佐岳仙さん(カンピス合同会社代表)、女性目線で日本の自転車環境を見つめるファイアンめぐみさん(Cycling Embassy of Japan)、国内外の自転車利用促進キャンペーンやインフラ整備についての発信、海外での実地調査や交流活動を行っている宮田浩介さん(Cycling Embassy of Japan)の3人が登壇し、「コペンハーゲン、NYC、ロンドン、東京、横浜―都市と自転車の今とこれから」をテーマに話をする。

 今回の上映会は、日本は世界でも有数の自転車利用大国であるが、道路空間の再配分を含めた通行環境整備の面などでは課題を抱えていることや、今年5月に自転車活用推進法が施行されるなど自転車に対する注目が高まっていることなどを背景に、都市と自転車の今とこれからについて考えることを目的に企画された。

 企画したCycling Embassy of Japan(日本自転車大使館)の宮田浩介さんは「横浜では今年も9月23日に『カーフリーデー』が開催されるなど、都市における自動車利用の見直しに関心が集まっている。トークでは国内の複数の都市の自転車の利用割合のデータなどをもとにディスカッションしたい」と話している。

 上映時間は11時から。チケットは1,800円。

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