2025年9月5日、台風の影響で横浜市内に大雨・洪水警報、一部地域には土砂災害警戒情報が発令され、多くの避難所が開設されました。
このような災害時に、「まず何を見ればいいのか?」「避難所の開設状況は?」「ライフラインは大丈夫?」といった不安を解消するため、横浜市民が確認すべき情報サイトや便利なアプリを目的別にまとめました。
いざという時にすぐに行動できるよう、この記事をブックマークし、防災アプリをインストールしておくことを推奨します。
(最終更新日時=2025年9月9日0時00分)
災害情報をいち早くプッシュ通知で受け取れるスマートフォンアプリは、迅速な避難行動に不可欠です。特におすすめの3つを紹介します。
特徴:横浜市の情報に特化!平時から「自分自身の避難計画」を作成できる
横浜市公式の防災アプリ。AR機能で地域の浸水想定を疑似体験したり、自分や家族の状況に合わせた避難計画「マイ・タイムライン」を作成・登録できるのが最大の特徴です。災害時にはこの計画と連動して情報が通知されるため、具体的な行動に移しやすくなります。
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特徴:利用者数No.1の定番アプリ!現在地と登録地域に届く多彩な情報
現在地に連動した情報のほか、横浜の自宅や職場など最大3地域まで登録し、緊急地震速報や豪雨予報、避難情報などをいち早く受け取れます。Jアラートや防犯情報までカバーしており、情報の幅広さが魅力です。
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特徴:公共放送ならではの信頼性!災害時のライブ配信も
最新ニュースと防災情報をまとめて確認できます。災害時には、NHKのテレビ放送をライブ配信するため、映像で詳細な状況を把握したい場合に非常に役立ちます。雨雲の動きや河川情報、ハザードマップも確認でき、信頼性の高い情報源として安心感があります。
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状況に応じて必要な情報へすぐにアクセスできるよう、目的別にサイトを整理しました。
横浜市の公式発表や被害状況など、全体の状況を把握するための基本サイトです。
横浜市防災情報ポータル
市の警報・注意報、避難所の開設・混雑状況、ライフライン情報、河川水位など、災害情報が最も集約されています。まずはこのサイトを確認しましょう。
https://bousai.city.yokohama.lg.jp/
横浜市役所危機管理室 X(旧Twitter)公式アカウント
避難情報や災害対策本部からの発表など、緊急性の高い情報がリアルタイムで発信されます。
https://x.com/yokohama_saigai
お住まいの地域の災害リスクを事前に確認し、開設されている避難所を確認できます。
わがまちのハザードマップ(横浜市)
洪水・土砂災害・津波など、地域の災害リスクを地図上で確認できます。
https://www.city.yokohama.lg.jp/bousai-kyukyu-bohan/bousai-saigai/map/
停電や断水などの情報を確認できます。
東京電力パワーグリッド(停電情報)
https://teideninfo.tepco.co.jp/
横浜市水道局(断水・濁水情報)
https://suidou-jyouhou.city.yokohama.lg.jp/dansui/
東京ガス(供給・復旧状況)
大規模災害時には、復旧状況を地図で確認できる「復旧マイマップ」が稼働します。
https://fmap.tokyo-gas.co.jp/
鉄道やバスの運行状況を確認できます。
鉄道運行情報 関東(Yahoo!)
https://transit.yahoo.co.jp/diainfo/area/4
各鉄道会社公式サイト (JR東日本、東急電鉄、相模鉄道、京浜急行、横浜市交通局など)
災害時に安否情報を登録・確認できるサービスです。
災害用伝言板(web171)
インターネット上で安否情報を登録・確認できます。
https://www.web171.jp/
多言語で災害情報を提供しているサイトです。
YOKE災害情報サイト
(公財)横浜国際交流協会による、多言語翻訳表示が可能な災害情報サイトです。
https://www.yokesaigai.com/
より広域な情報や専門的なデータはこちらで確認できます。
神奈川県災害情報ポータル
https://www.bousai.pref.kanagawa.jp/
神奈川県 津波浸水想定図
地域ごとの津波浸水想定図を確認できます。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4i/cnt/f532320/p892444.html
国土交通省 防災ポータル
https://www.mlit.go.jp/river/bousai/bousai-portal/index.html
海上保安庁 海洋情報部(横浜リアルタイム験潮データ)
津波など、リアルタイムの潮位情報を確認できます。
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/TIDE/gauge/gauge.php?s=0062
災害はいつ起こるかわかりません。いざという時に慌てず行動するために、 「防災アプリをインストールし、地域設定を済ませておく」 「情報サイトをブックマークしておく」 「ハザードマップで自宅周辺のリスクを確認する」 「家族と避難場所や連絡方法を話し合っておく」 など、平時からの備えをぜひ実践してください。
ヨコハマ経済新聞 編集部