2027年3月19日~9月26日、「GREEN×EXPO 2027」(2027年国際園芸博覧会)が旧上瀬谷通信施設(瀬谷区・旭区)で開催される。横浜市では、初開催の万博となる「GREEN×EXPO 2027」は、博覧会区域 約100ha、参加者数 1,500 万人を見込む。
開催地として注目が集まっている瀬谷区の地域メディア「マッチメディア瀬谷」とは・・・?
発起人の北薗航平さんに話を聞いた
瀬谷生まれ・瀬谷育ち 大門小学校 瀬谷中学校卒
大学は早稲田大学社会科学部でコミュニティデザインを学ぶ
「マッチメディア瀬谷」は、2021年4月、北薗さんが小学校中学校の同級生と立ち上げた。
社会人3年目で、仕事も少し落ち着いてきた中、コロナ禍で時間ができ、私生活の過ごし方を考えた。
地元・瀬谷区にフォーカスして何かできないかな
友人も賛同してくれ、3人で立ち上げた。
2027年に園芸博が来ることは当時から意識していた。園芸博の閉会後も、跡地がテーマパークにもなる可能性もあり、「今後、瀬谷の注目度が増す」ことを感じた。瀬谷の住人として、「この流れに乗らない手はない」と思いつつも、気になることもあった。
「たとえば、ディズニーランドに行くとすると、千葉県の浦安市に行っても、街を巡る人は少なく、おそらくほとんどの人はディズニーランドにしか行かない。同様に、園芸博に来て、博覧会の会場内だけを巡って帰ると、『瀬谷』については知らずに帰ることになる。『瀬谷』の名前すらも覚えられないかもしれない」
瀬谷の街と人とをつなぐチャンネルを作ろう、と思った。
文章や発信は初めてだったが、一から勉強しながら、サイトを立ち上げて走り出した。
「マッチメディア瀬谷」のWEBサイトより
現在の編集部は総勢13人、社会人や学生で全員が兼業で運営する中、心がけているのは「自分たちにしか書けないことを深掘ること」
記事を書くことに向かう時間が限られているので、タイムリーなニュースは難しい。「量よりも深さ」を追求する「深掘りメディア」として、長く読まれ続ける「マッチメディア瀬谷ならでは」の記事を「ストック」することを目指している。
「インスタントな情報だけではなく、瀬谷の人たちの思いの伝わるインタビューなどを出していきたい」と北薗さん。
「マッチメディア瀬谷」のサイトと、北薗さん
そんな「マッチメディア瀬谷」から、オススメの記事を3本紹介したい。
岩﨑農園×横浜ビール特別対談 人と人を結ぶ「瀬谷の小麦ビール」にかける想い
https://match-media.net/blog/article76
横浜を代表するビールカンパニー「横浜ビール」さんの商品の一つ「横浜ウィート」に使用されている小麦は、瀬谷で生産された小麦。「瀬谷の小麦」を生産する瀬谷区竹村町にある「岩﨑農園」の岩﨑良一さんと横浜ビールのゼネラルマネージャーである横内勇人さんの対談。
ミックル堂 ~「駄菓子屋×地域活性」気になるお店に行ってみた!~
https://match-media.net/blog/article68
子どもたちの居場所づくりと地域貢献を掲げ、利益は全て地域に還元する駄菓子店「ミックル堂」。家賃などの店舗運営にかかる固定費は「ミックルエンサー」と呼ばれる、店舗コンセプトに賛同する個人や企業がサポート、ボランティアスタッフ「ミックルサポーター」が店番を手伝っている。
【Las Flores】お花を通じて人を幸せにするプリザーブドフラワーのお店
https://match-media.net/blog/article70
瀬谷の住宅街にあるプリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワーの店へのインタビュー記事。店内は柔らかい色合いの花で包まれた、癒しのある空間。マッチメディア瀬谷のメンバーの、小学生時代の同級生の母が営む縁から取材につながったという。
いずれの記事からも瀬谷の人たちの温かさを感じることができる。あと2年も経たないうちに国際的なイベント国際園芸博覧会がやってくる瀬谷の街歩きを、マッチメディアの記事を読みながら、少しずつ楽しんでみるのはいかがでしょうか
マッチメディア瀬谷 https://match-media.net
ボランティア・ライターも募集中(交通費等自己負担)
年齢経験不問 瀬谷を盛り上げたい気持ちがあれば、瀬谷在住でなくてもOK
活動頻度:月1回からOK
所属期間:半年からOK
詳細は https://activo.jp/users/114417