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野毛ちかみちで「のげちかマルシェ」 障害福祉サービス事業所の製品を販売

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 野毛ちかみち(横浜市中区桜木町1)で、障害福祉サービス事業所製品を販売する「のげちかマルシェ」が開催されている。会期は6月25日から27日まで。

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 1976年完成の同地下道はJR桜木町駅と横浜市営地下鉄ブルーライン桜木町駅を結び、通勤通学や観光客の往来で日にぎわう導線の中心に位置し、市と野毛地区振興事業協同組合が活用事業を展開してきた経緯がある。2022年に官民連携の販路拡大モデルとして初開催したマルシェは今回で8回目となり、障害のある人が通う作業所の自主製品を直接販売する場として定着してきた。

 主催は、市内の精神障害者支援事業所や当事者団体が連携し、地域生活・就労・社会参加を総合的に支援するネットワーク型のNPO法人「横浜市精神障害者地域生活支援連合会(市精連)」と、市内の地域作業所が加盟して障害者の工賃向上や製品販路拡大、職員研修など共同事業を行う連絡組織「横浜市障害者地域作業所連絡会」(市作連)。

 会場には市精連11事業所、市作連8事業所の計19事業所が日替わりで出店し、天然酵母パン、国産小麦のクッキー、旬食材を使った弁当、革小物、手織りストール、アロマキャンドルなど多彩な商品が並ぶ。

 市精連共同代表で就労継続支援B型事業所「アニミ」施設長の小林朋未さんは「心をこめて仕上げた製品を手に取り、質の高さを確かめてもらえれば作り手の励みになる」と話す。

 開催時間は11時~16時。入場無料。

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