
崎陽軒(横浜市西区高島2)は「桂歌丸さんの愛した炒飯弁当2025」を、7月2日限定で発売する。
落語家の桂歌丸さんは、1936(昭和11)年生まれ。横浜市中区出身で、横浜にぎわい座館長(2代目)や落語芸術協会会長(5代目)などを歴任。2018(平成30)年に亡くなった。生前に「崎陽軒のお弁当(炒飯)は『命の親』」という言葉を残した桂さん。
崎陽軒では、桂歌丸さんの命日の7月2日に、崎陽軒への思いに感謝の気持ちをこめて、好物だった同社の「炒飯」をメインとする弁当を発売している。
弁当にはそのほか、チャーハンのトッピングに海老3尾、昔ながらのシウマイ3個、鶏の唐揚げ2個、塩焼きそば、タケノコ煮、紅生姜のほか、歌丸さんのプリントをあしらったしょう油さし「桂歌丸ひょうちゃん」が入る。
掛け紙は落語家で漫画家・画家の林家木久扇さんが描き下ろした「お弁当、うめ(梅)~!」にかけて桂歌丸さんの周りに梅の花が咲き誇るイラスト。
同社広報・マーケティング部の担当者は、「メインの炒飯は、弟子の桂枝太郎さんの証言をもとに、桂歌丸さんが少し苦手だったというグリーンピースの代わりにエビをトッピング。横浜の大衆芸能の振興にご尽力された桂歌丸さんが皆様の記憶にいつまでも残るよう、このお弁当が少しでも役立てば嬉しい」と話す。
販売は限定1500個で崎陽軒Webサイトで予約を受け付けている。受け渡し店舗はカトレヤプラザ伊勢佐木店、伊勢佐木モール店、シァル桜木町店、桜木町駅店、関内駅南口店、中華街大通り店、崎陽軒 中華街シウマイBAR店、みなとみらい駅店、ランドマークプラザ店(予定)。
価格は1,300円。予約は1会計につき5個まで(予定数に達し次第、予約受付を終了)。