プレスリリース

国内唯一の廃棄物専用列車「クリーンかわさき号」が運行開始から30周年を迎えます!

リリース発行企業:川崎市

情報提供:

 川崎市では、平成7(1995)年10月6日から、北部地域で発生した廃棄物を川崎臨海部の浮島処理センター(川崎区浮島町)で処理するため、国内唯一の廃棄物専用列車「クリーンかわさき号」で鉄道輸送しています。
 令和7(2025)年10月に、「クリーンかわさき号」が30周年を迎えるため、これまでの廃棄物鉄道輸送の取組や本市の廃棄物処理事業を市民の皆様に身近に感じてもらうことを目的に、1年間を通して、「30周年記念イベント」を市内各所で開催します。



クリーンかわさき号 正面

1 廃棄物鉄道輸送「30周年記念イベント」について

 これまでの廃棄物鉄道輸送の取組や本市の廃棄物処理事業を市民の皆様に身近に感じてもらうことを目的に、1年間を通して、様々な展示等を予定しています。
●30周年記念イベント(予定)

 その他、本イベントの詳細や令和8年度のイベントについては、本市ホームページを御覧ください。
 (随時更新)https://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000180042.html

2 廃棄物鉄道輸送の背景と概要

 川崎市では、平成2(1990)年度に北部地域におけるごみ量が人口増加によって増え、ごみ処理がひっ迫したことから、北部地域のごみを効率よく川崎臨海部へ輸送し、川崎市浮島処理センター(川崎区浮島町)で処理を行う必要がありました。
 そこで、平成7(1995)年10月より、梶ヶ谷貨物ターミナル駅から神奈川臨海鉄道末広町駅まで鉄道を活用してごみを輸送する国内唯一の廃棄物専用列車「クリーンかわさき号」を運用しています。
 廃棄物鉄道輸送を活用することで、ごみ処理を停滞させることなく安定的に処理でき、交通混雑の緩和や自動車による輸送と比較して温室効果ガス削減に大きく寄与しています。
 当初は、普通ごみ、焼却灰及び粗大ごみを輸送していましたが、平成10(1998)年度頃からは本市の廃棄物処理体制に合わせて輸送品目を変え、現在は焼却灰及びプラスチック製容器包装を輸送しています。運ばれた焼却灰は埋立処分され、プラスチック製容器包装は浮島処理センター資源化処理施設にて選別等を行っています。

川崎市内位置関係図


クリーンかわさき号 コンテナ

3 参考

(1)災害廃棄物への対応について
 廃棄物鉄道輸送による経験、知見をいかし、被災地の要請に応じて鉄道輸送用コンテナの貸与や本市での災害廃棄物の受入れ処理などの対応を行っています。

・平成7~8年  阪神・淡路大震災[平成7年(1995年)兵庫県南部地震] 18,620tを受入れ処理
・平成19年度  平成19年(2007年)新潟県中越沖地震  28tを受入れ処理
・平成28年度  平成28年(2016年)熊本地震  989tを受入れ処理
・令和6年9月~ 令和6年能登半島地震  受入れ処理を実施中
(2)廃棄物鉄道輸送の映像について
 普段見ることが出来ない梶ヶ谷貨物ターミナル駅内部や廃棄物鉄道輸送の開始当時の貴重な映像を御覧になれます。
1.【広報番組LOVEかわさき】 潜入シリーズ!ごみの鉄道輸送に迫る!!
 テレビ神奈川 tvk3ch 令和2(2020)年1月25日放送
 https://youtu.be/Gaw73aR41CA?si=nzmjtzHDjsDAk1Ka&t=161(外部サイト)
2.【川崎市映像アーカイブ】 全国初!ごみの鉄道輸送 
 川崎市政ニュース映画 平成7(1995)年10月15日公開
 https://www.kawasaki-movie-archive.com/movie/news-movie0138/(外部サイト)

問合せ先

川崎市環境局施設部処理計画課 池田
電話 044ー200-2586

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