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情報科学専門学校で横浜の課題解決を目指すオープンデータセミナー&アイデアソン 坂村健さんの講演も

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 横浜駅きた西口近くのIT専門学校「情報科学専門学校」(横浜市神奈川区鶴屋町2)で1月17日、YOKOHAMA YOUTH Ups!(横浜ユースアップス)セミナー&アイデアソン「市民のシビックプライドと都市の魅力を高めるためのアイデアを考える」が開催される。

IoTの世界的権威である東京大学大学院教授の坂村健さんが特別講義を行う

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 同セミナーは、パネルディスカッションと特別講演、ワークショップ(アイデアソン)により構成。横浜市のオープンデータなどから地域の課題を特定し、横浜市の課題を解決するアプリやWEBサービスの募集を行う「YOKOHAMA YOUTH Ups! 2016」の一環として開催される。主催は横浜オープンデータソリューション発展委員会(中区相生町3)で、横浜市政策局が共催する。

 市民と行政が力を合わせる「公民連携」で、世界に開かれた横浜を再生していくための一歩として、市民としての誇り「シビックプライド」と、都市のブランディングの手法について学ぶプログラム。最新のデジタルテクノロジーやデータサイエンス、マーケティングの手法を組み合わせ、自由に駆使する手法を学び、若者の発想で2020年へ向けて横浜を創生するためのアイデア出しも行う。

 パネルディスカッションでは、IT分野の専門家らが「横浜創生への総合的プログラム開発に向けて」をテーマにディスカッションを行う。登壇者は、アクセンチュア(東京都港区)の市川博久さん、タイムカプセル(横須賀市)代表取締役の相澤謙一郎さん、リクルートコミュニケーションズ(東京都中央区)の竹内誠一さん。

 特別講演には、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の世界的権威である東京大学大学院情報学環教授の坂村健さんが登壇。講演後には、リクルートホールディングスの榎本淳子さんがファシリテーターを務め「データを活用した地域のイメージブランディング」をテーマにワークショップを行う。

 横浜オープンデータソリューション発展委員会理事の杉浦裕樹さんは「横浜市はオープンデータの利活用推進に官民連携で取り組んでいる。次代を担う若い人たちに都市の現状や課題、ICT(情報コミュニケーション技術)を学んでもらい、自由な発想で、横浜をより良いまちにしていくためのアプローチを考えて欲しい。YOKOHAMA YOUTH Ups! のプロジェクトを応援してくださる大人の方の参加も歓迎する」と話す。

 開催時間は12時30分~17時30分(12時開場)。会場は情報科学専門学校608教室。参加費無料。

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